2017-10

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惠論考の点検6(さまよえる琉球人)

 奄美血筋のニセ沖縄人・惠隆之介の日本軍は沖縄県民を敵として戦ったのかという論考を、5回も6回も点検してきたのだが、この論考は全編に渡って、嘘・マヤカシが並べ立てられているのでキリがなく、今回で終わりにしたい。

 最終部分に、「大正十五年『中央公論』三月号に作家広津和郎が、『さまよえる琉球人』を著した。廣津は、沖縄の県民性を批判し、「絶えず日本本土に被害者意識を持ち続けている」と指摘し、本土社会で信議を守らない沖縄出身ビジネスマンを痛烈に批判していた。」と書いてある。

 これを読むと、惠はアホじゃないかと思わされる。「さまよえる琉球人」は沖縄人の間では有名な小説である。広津和郎はこの作品で、沖縄の県民性を批判したのではない。この本のテーマは沖縄人への批判ではなく、作家自身の騙されやすい気質を自嘲的に振りかえる心境を綴ったものである。

「さまよえる琉球人」には作家を騙す三人の人物が登場する。
 そのうち二人は沖縄人であり、もう一人は作家と出版社を共同経営する大和人である。この中で一番手ひどく作家を騙すのは共同経営者の大和人である。会社の金をごっそり持ち逃げし、倒産させて、作家は当時の金で万単位の借金を背負う事になったという。
 二人の沖縄人のうち、一人は作家の貴重な所蔵本を拝借して行って、後で、記念に貰っておきますとの葉書を寄こしてトンずらしてしまう。もう一人が「さまよえる琉球人」のモデルになった男で、この男は調子よく作家に接近しコンロやストーブを売りつけ、そのストーブを借りていって別の作家に転売して返さなかったり、作家の会社で扱っている本を無断で販売して金を着服したり、小銭を借りて返さずで、作家に何回も迷惑を掛ける。

 しかし、作家は度々騙されても、この琉球人の男に憎めないものを感じて、付き合いを拒否する気にはならなかった。共同経営者に騙されて落ち込んでいた時に、遠ざかっていたこの男がまた作家の前に現れた時は、悪い感情は湧いて来ず、懐かしい気持ちで迎えたという。結局、最後にも作家に迷惑をかけて去っていくのだが、決して、この作品で作家・広津和郎は「琉球人」を痛烈に批判しているのでない。不誠実なこの男を詰問し、絶交を言い渡す琉球人のグループの存在も書いている。タイトルの「さまよえる琉球人」は、この男が何時も自嘲的に自分の事を言っていた口癖から、借用したのである。

 この小説には有名な後日談がある。
 「沖縄青年同盟」が広津へ抗議の文書を送ったのである。だが、それは広津が沖縄を差別したという激昂した内容のものではなかった。あくまで広津の意図するテーマを正確に読み取った上で、そのタイトルと登場する琉球人の台詞が大和人一般に誤解を与え、差別感を助長することが危惧されるという内容であった。広津は、この理性的・抑制的な抗議文の内容に感動して、自分の不明を詫び、以後この作品を絶版にするようにした。そして、騙した男からよく聞いたという沖縄農村の疲弊振りに同情の意を表し、大正の時代に沖縄の未来の幸福を願っている。
 広津の誠意ある釈明文がまた、沖縄の人々を感動させている。が、昭和に入って沖縄がどういう状況に陥ったか…。広津は戦後沖縄についての文章はないようだ

 長々と「さまよえる琉球人」のあらましなどを書いてきたが、惠隆之介はこの小説の内容を知ってか知らずか、全く的外れの事を言って、沖縄誹謗の材料にしている。おそらく知っていての歪曲記述だろうが、これも大和人B層に向けてのものだから、平気でこんなデタラメが書けるのである。


 話は飛ぶが、「チャンネル桜」の動画で、星雅彦がインタビューの終わり頃に、「奥さん」と言ってカメラの背後に声を掛けているが、それは元自衛官で奄美生まれの奥茂治のことであろう。惠隆之介、奥茂治、江崎孝らは沖縄在住で、「ニセ沖縄人一味」を形成して「うらそえ文藝」特集、星、上原の老人二人の記者会見、動画出演などを、明らかに仕掛けている。沖縄の知識人やマスコミが、彼らを無視し続けることは彼らの悪業を増長させるだけと思う。何らかの手段で叩いて貰いたいものである。
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コメント

>御気人 さん、
またコメントをどうも。惠のメディアでの活躍の場は、桜チャンネルくらいしかないでしょう。それだけに、桜チャンネルの水準が分ります。

「沖縄県には日本の米軍基地の2割しかない」
「基地移設を県民は望まない」
「反基地運動は県外の左翼が金をもらって行っている」
「沖縄県民は米軍基地に感謝すべき」

上のような妄言を、躊躇いもなく吐けるのは、彼が偽沖縄人だからです。

惠隆之介が「基地78%は大嘘、沖縄の実態」というタイトルでチャンネル桜に出演していた。
(マンションのスカパー契約で、見たくないのに見てしまった;;)

彼の脳内では、「沖縄県には日本の米軍基地の2割しかない」「基地移設を県民は望まない」「反基地運動は県外の左翼が金をもらって行っている」「沖縄県民は米軍基地に感謝すべき」であるそうだ。

歴史のねつ造だけでなく、沖縄の現状をも歪曲する惠隆之介は許せない。なぜ、このような輩が、堂々とマスコミに出て・・・。
チャンネル桜は、虚偽情報を流してはならないという放送法に触れると思うが、総務省はどうしているのか(怒)

あっしも、ブログがあるので、このバカのことを書きますわ~。

ラムやん さん。
コメント有難うございます。

惠隆之介は、仰るとおり、一部のみを取り上げ、それを誇張、デフォルメして強引な主張を行います。
沖縄では誰も相手にしないのですが、事情を知らない人々の中には、それを信じてしまうのも居ると思います。
微力ながら、この偽沖縄人を追及していきたいと思います。

ねつ造する者には言論の鉄槌を!

はじめまして、興味深く読ませていただきました。
惠隆之介氏の主張には、気分が悪くなりますネ。
私は、ねつ造で固められたひどく低俗で過激な主張を
信じる人々が多くが出ることに、危機を感じます。

惠隆之介氏や田母神氏などの低俗で過激な右翼の特徴は、
真面目な論文、インタビューやデータ等から
「一部のみを取り上げる」または「ねつ造」
によって、自分たちの主張が正しいかのように
デフォルメすることです。

そして彼らは、「教科書は自虐的で日本を貶めている」
「教育の荒廃は日教組が原因」などと、
不当行為を行う敵に対し戦っているのだと、主張を繰り返します。

これらにより、情報があたかも正確で正しいかのような
錯覚を読者に起こさせ、主張を信じ込ませます。

今、ネットでは、その手法により、従来の右翼にすら受けいられない、
過激思想(太平洋戦争肯定論、核武装、排他主義など)を
ふりまく輩が闊歩しています。

思えば、この主張スタイルは、ナチスの宣伝スタイルと
同じなのです。

日本の将来のためにも、このような低俗で過激な
主張に対抗できるよう、正しい情報を集め、
真面目に情報発信することが大切でしょう。

がんばってください。

妖怪といっても

「奥 茂治」さん。度々の御来訪をどうも。

いえ、妖怪風とは申しましたが、悪い顔と言ってる訳でないですよ。南島人の間では少数派の鼻筋通ったその顔立ちは、若い頃、美青年だったろうと想像させます。
ただ、男中年になると、人生が顔に現れてくるのだろうなと思っただけです。

「質問すべて昼休みに答えます。」と前のコメントにあったので、私は、これを昼休みに電話くれ、と解釈して、昨日知ったばかりの貴殿のナンバーに、お昼ごろ電話しました。だが、誰も出ませんでした。だから、ニセモノだったのだと納得しましたが、その後寄せられたコメントを見ると、ご自分が昼休みに、全てを答えるコメントを寄せるという意味だったのですね。
失礼しました。ニセモノと決め付けるのはまだ早いようです。

真面目なお答え、一応感じるものはありますよ。沖縄人に成りすましているのではなさそうです。
貴方はご自分が「奄美人」である事を自覚されており、その上で、沖縄のことを知りたい意欲に満ちて移住し、数十年を沖縄で過ごされた。
だが、貴方が沖縄に寄せる思いは何処から来ているのでしょうね。素朴な沖縄への愛着からではなさそうですが。

妖怪です

私のことを妖怪とはよく言ったものです。本当に素晴らしい表現です、私の見た目を批判するより自分の事を堂々と表現して下さい?もしよろしかったらたらチャンネル桜に出演して下さい。お願いします。けっして悪意な批判はしませんので。
 同じ自衛官出身でも私と恵君は精神が違います何故なら私は予備自衛官として退職後も軍服を着ているからです。恵君はジャーナリストとして貢献していますが、生き方が私とは違いますよ。妖怪より

妖怪風

奥の映像は二回目見るのですが、前より妖怪の雰囲気を漂わせています。奥は鹿児島県・奄美生まれと公表してますが、沖縄で育ったかもしれません。
狼魔人は何処の血筋か判らないですが、妖怪という点では奥以上でしょう。

ここで宜しいでしょうか?

情報です。

"うえそえ仕掛け人”のひとりである奥茂治氏が、チャンネル桜のインタビューに答えています。今回の仕掛けの狙いを知る参考に、井上MCの冗長を飛ばしてお聞ききださい。

【沖縄集団自決】沖縄言論の現状-奥茂治氏に聞く[桜 H21/8/5]
http://www.youtube.com/watch?v=XCdYzF0Bo1A

奥参謀発言のポイントは、「鉄の暴風」諸悪根元説です。なお援護法に関連して、座間味の「梅澤隊長偽印鑑」説、という新機軸もチラ見せしています。(笑)

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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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