2017-04

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

うらそえ文藝発刊されたらしいが、

ネットカフェからです。

 狼魔人が書いてるように、5.11に「うらそえ文藝」が発刊されたらしいが、発行元は出版業者ではなく、お役所だから個人注文は後回しになるのだろう。小生のところにはまだ届いてない。
 少々悪いのだが、彼のブログに引用されている星雅彦氏の文章を再引用して紹介したい。

<さて、「死」に関する考察だがー人は、「死ね」と命令されて、素直に承知して「死ぬ」だろうか。 生きる生命力が優先するはずだ。ほんとうに軍命によって強制集団死したのであるならば、その已む無き自決は、自決そのものが強制であって自らの意志ではないということになる。 無論、わけがわからないまま殺害された老人や幼児らは別として、すべて強制に従ったとすると、殺す側も殺される側も狂気の中にあったにしろ自らの意志に反する行為を選んだことになる。 この場合、逃げ場を失って混乱していたにせよ、鬼畜米英への恐怖だったにせよ、軍の足手まといにならないように願っていたにせよ、何はともあれ戦時の皇民化教育や軍国主義などに洗脳されての自主的な行為ではなかったということになる。
そうすると強制集団死の強制は、天皇陛下に命を捧げるとか、国のために自ら死ぬといった戦時中の浸透していた独特な空気とも次元が異なり、むしろあの「空気」の存在を否定することになるだろう。 
つまり強制集団死は、現在の視点からの被害者意識に立った解釈に基づいていて、戦中の軍国主義の強制性の存在をも否定したことになるのだ。 そこには善かれ悪しかれ史実としてあったものを無視する強引さがある。 これは逆に史実を捏造したことにはならないか。 ほんとうは戦中の玉砕精神と命を捧げた実態を認めることによって、過去の時代を真に認識し、死者たちの真相を捉えることになるはずなのに、集団自決を単に「強制集団死」の語彙一色に塗りこめると、折角の政治政治的キャンペーンも逆効果になって隠蔽された史実になりはしないか。
老婆心ながら以上のことを痛感する。 裁判も含めて、集団自決問題は厳然たる事実として、その実情を捉えなおすこと。 政治的イデオロギー論争にやたら進展させないで欲しいと思う。>


 やたらに思弁的な考察であるが、星氏は、慶良間の「集団自決」は軍による「強制」ではなく、「自発的」なものであった、と言いたいのだろうか?
38年ほど前タイムスに書いた「曽野綾子」批判の文章とは大分トーンが違っていて、この部分だけを読めば、「ある神話の背景」の基本部分を支持する内容となっている。今度の特集がこのト-ンで貫かれているとすると、「大江・岩波裁判」における原告側の主張を大いに認めることになる。星氏はこの裁判の判決を非難しているのだろうか。 狼魔人の引用は、都合のよい切り取りをやっている可能性があるから、それだけを読んで批判することは危険である。

本が届いてから全文を読んでまた報告したい。内容によっては直接、星氏に批判文を呈上する事も考える。
スポンサーサイト

コメント

星老人

>つうこうにんさん。
コメント有難うございます。

星雅彦には、自分も多少の期待感はありました。
だが、今度の「うらそえ文藝」・「集団自決」特集は沖縄在住の奥茂治・江崎茂治らの似非沖縄人クループの唆しだと判明しています。
実に情けない事であって、もはや彼を現役言論人と見なすわけには行かないでしょう。

目取真さんは、この先輩文藝人に憐憫の情をもって、貶しの言葉を浴びせてないのでしょう。

すみません

8時8分の投稿は、HN”つうこうにん”のものです。Name入れ忘れました。

「海鳴りの島から」エントリ

目取真・星対談がアップされてます。一読、星氏の脇の甘さが目立つように思われます。”インターネットをやらない”のはいいとしても、判決を読んでないとか考えられません。
また、ああいう内容が(特に本土の)右寄り論壇にどれだけ喜ばれるか考えてもいないらしい(桜井氏違いのくだりとか)のも、著述家として浅薄すぎます。
考えすぎかもしれませんが、星氏は無知を装っているのではないかとさえ思えました。

ブーゲンビリア さん。
コメントありがとうございます。曽野綾子は常に力ある者の味方です。
日本(モーターボート)財団の会長をしているときに、フジモリ氏を自分の家のはなれに泊めたそうです。

曽野綾子

はじめまして。
ブログへのコメントありがとうございました。
曽野綾子、確かペルーの日系大統領だった人を日本で匿っていた人ですね。
あのとき殺されたペルーの人々を忘れられないです。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://keybowokinawan.blog54.fc2.com/tb.php/53-3223779f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

プロフィール

キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (2)
関連著作の紹介 (73)
渡嘉敷島関連 (19)
座間味・阿嘉関連 (19)
奄美その他 (38)
曽野綾子論 (35)
基地 (55)
政局 (45)
自論 (40)
STAP問題 (17)
慶良間全般 (1)

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。