2017-07

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「マサダ」と比べる虚妄

 曽野は、2000年前のイスラエル・マサダの要塞における、人民のほとんど、960人が集団自決して果てた出来事を慶良間の「集団自決」と対比し、「マサダ」は全世界から称賛されているのに、何ゆえ慶良間のそれは強制されたものとして、自らを貶めるのだと沖縄側の姿勢を批判している。

 誤解を恐れず言わせて貰えば、私も「マサダ」のそれは称賛に値するものだと思う。ローマ軍に降伏してしまえば、「男も女も辱められた後に、奴隷とされる外に生きる道はない」時代だったからである。そういう潔さには畏怖感を覚える。
が、しかし、2000年後の20世紀の第2次世界大戦で、兵士も住民も降伏を拒否して全員が死を選んだ「集団自決」が世界のどこかで在ったのだろうか?
渡嘉敷島では、住民を集団的自殺に追い込んだ日本軍は一人の自決者も無く、大方生きながらえたのではないか。
 2000年という時代の推移を、思考の埒外に置き、住民だけが実行した渡嘉敷の「集団自決」を、「マサダ」を見習って誇りに思えと、曽野綾子はヌケヌケとのたまう。耄碌したのだろうか?

いや、曽野の頭はまだまだ冴えていると思う。そのような心にも無い妄言も、沖縄人の100倍居るヤマト人のB層の人々に繰り返し聞かせれば、効果があるからである。嘘も100辺繰り返せば、ホントらしく思えるようになるし、数の力で圧倒できるからである。
 曽野綾子以下、権力べったりの言論人はヤクザと言っていいのではないか?
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コメント

> 渡嘉敷島では、住民を集団的自殺に追い込んだ日本軍は一人の自決者も無く、大方生きながらえたのではないか。

仰るとおりですね。マサダとは決定的なちがいです。
生き長らえた「隊長」が、あの人たちは勝手に死んでいった、といっていた。

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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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