2017-10

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篠原章の産経記事

 大久保潤との共著・『沖縄の不都合な真実』で、沖縄へのヘトスピカーに転じた元沖縄フリークの篠原章は本格的に、体制従属物書きとしての道を歩み始めたようだ。曽野綾子や櫻井よしこ、大久保潤などとは違って、生きる為に、沖縄に的を絞った請負人としてであろう。
 9月25日の産経新聞に、翁長知事を批判するコラム記事を載せている。それが28日の産経のネットニュースにも掲載されている。それを拙ブログにも転載させてもらった。

          9.25産経新聞
               9.25 産経新聞
 篠原はこの記事の冒頭で、『「本土の支援はいらないから、とにかく基地をどかせ!」という翁長氏の論理、はっきり言って間違ってますよ。』と、書いている。本土支援とは政府の財政支出の事だろうが、翁長知事がそんな発言をしてた事は、私の記憶にはない。(私が知事なら言うかもしれないが)
 翁長雄志は元々沖縄の保守本流を歩んできた政治家であり、沖縄の実業界の利益を代弁していた人物である。そんな人物が、沖縄のアイデンティティーを打ち出して、普天間の辺野古移設をどんな手段を使っても阻止すると言っているのである。

 篠原は今回のコラムでも、元那覇市長の翁長知事が米軍那覇軍港の浦添移設を推進している事を批判している。だがこれは、自分が言っている翁長知事が「支援はいらないから、とにかく基地をどかせ!」とは、相反する言い分ではないのか?浦添移設を推進する翁長知事が、政府の支出を要らないと言うはずはない。

 私は、沖縄行政の野放図な海面埋め立てや箱物建設に対して、嫌気が刺してくるタイプであるが、知事の那覇軍港の浦添移設推進は、何としても辺野古を阻止したいが為の捨て石であり、地元の経済界を窮乏化させない為のやむ得ない手だてだとの解釈をしている。辺野古の埋め立てと、浦添の埋め立て(那覇軍港移設)とはその重大さが違うと思うのだ。

 左派や革新の闘士然とした正面対決姿勢を取る事は、かえって陣営の分裂を招くかもしれない。沖縄は現実的に力のある独立体ではないのだ。政府からの交付金・補助金がなければ成り立たない地方自治体である。
 先の拙記事でも書いたように、左翼や反権力の闘士でもなかった翁長氏が、どんな手段を使っても辺野古基地建設を阻止するという言葉には、私は計り知れない重みを感じる(感じたい)のである。

 転落言論人である篠原章が、生きて行く為とはいえ、懸命に翁長知事への誹謗記事を書いている事は、翁長知事の本気度を測るひとつのプラス要素と見たいね。
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コメント

補足

さらにちょっとした補足を。
キー坊さんの書かれた、
「私は、沖縄行政の野放図な海面埋め立てや箱物建設に対して、嫌気が刺してくるタイプであるが、知事の那覇軍港の浦添移設推進は、何としても辺野古を阻止したいが為の捨て石であり、地元の経済界を窮乏化させない為のやむ得ない手だてだとの解釈をしている。辺野古の埋め立てと、浦添の埋め立て(那覇軍港移設)とはその重大さが違うと思うのだ」
「左派や革新の闘士然とした正面対決姿勢を取る事は、かえって陣営の分裂を招くかもしれない。沖縄は現実的に力のある独立体ではないのだ。政府からの交付金・補助金がなければ成り立たない地方自治体である」
というご意見とご認識には敬服しました。翁長知事がこうした考えを持っているなら、ぼくのような「転落言論人」も、前に進める議論ができると思います。
このような主張が、辺野古反対運動のなかからもっと出てくるべきだと思います。今のところあまり見あたらないのが、残念です。

拙稿についての誤解

キー坊さん
ご無沙汰しています。
「転落言論人」はちょっときついとは思いますが、キー坊さんの個性が良く出た表現と受けとめておきます。
さて、反論というほどのことではないのですが、一点だけ誤解が生じているようなので、指摘させて頂きます。
キー坊さんが取り上げた『「本土の支援はいらないから、とにかく基地をどかせ!」という翁長氏の論理、はっきり言って間違ってますよ。』という箇所ですが、これは私の書いたものではなく、編集部が付け足した、いわゆるリード文に相当するものです。
iRONNAというやはり産経系の論壇サイトに寄稿したものがオリジナル版で、それをもとに新聞用に編集したのがご指摘の記事です。
オリジナル版(iRONNA)
http://ironna.jp/article/1558
WEB版
http://www.sankei.com/premium/news/150927/prm1509270013-n1.html
上記WEB版をご覧になるとわかるのですが、冒頭から◇記号のあるところまでが編集部の付け足したテキストです。
といっても、内容的にいえばキー坊さんの批判を浴びることに変わりはないと思いますが、「転落言論人」として少々気になりましたので、書きこませて頂きました。
では。また。

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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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