2017-06

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元嘉手納町長Mのインタビュー

 植草一秀氏ブログの7月7日の記事で、元嘉手納町長Mが7月5日『日経新聞』のインタビューに答えた記事を取り上げて、「移設反対が知事の公約」と言ったのは、翁長知事の謀略を露わにした恐るべき内容であると糾弾している。

 植草氏は次のように言っている。

 沖縄県民が理解した翁長雄志氏の選挙公約は、「辺野古に基地を造らせない」であったはずだし、いまもそのはずだ。
「辺野古に基地を造らせない」と「移設に反対する」はまったく違う。似ても似つかない。


               

                       7.5 『日経』記事

 確かに氏の言う通りではある。「辺野古に基地を造らせない」が翁長知事の公約だったのである。「移設に反対する」では、意味合いの強弱がまるで違うものである。知事がこの言葉を頻用するようになれば、知事は謀略行為を進めている証になろう。しかし、このが言った言葉はの言葉であって、翁長知事が言っている言葉ではない。

 は町政引退後、しばらくマスコミに顔を見せてなかったが、久しぶりに見る相貌はご覧のとおりである。引退後まもなく脳梗塞に襲われて老けこんだようである。それでも翁長氏の後援会長になって、沖縄政界への影響力を発揮しようとする意欲は健在のようだ。しばらく前までは、島尻あい子とも昵懇の仲だったようである。
 翁長氏が辺野古基地建設阻止を打ち出した頃から、は自分もオール沖縄の一員としての姿勢を見せ始めたようである。自民党政治家らとは距離をとる態度を見せている。

 安倍内閣の「安保関連法案」が間もなく成立しそうである。外交評論家・岡本行夫は先の委員会公聴会で、法案は世界情勢の変化により「合憲」であるとの意見を述べている。対米従属元外交官の本領を発揮したものである。
 元嘉手納町長のは10年ほど前に、この岡本行夫に唆されて島懇事業による250億円の政府補助を受け、町の中心部を再開発して、5階建てのビルを建てて、そこに「沖縄防衛局」という、沖縄への基地押しつけ機関の元締めとも言うべき役所を店子として引き入れている。250億のうち何%かはの懐に入っただろう。(隣の町会館には、岡本行夫・梶山静六・島田晴男の銅像が建てられている。)

 インタビューへのの答えをみると、変な内容が多い。

 ――基地反対の声が以前より高まったのはなぜですか。

「沖縄で長年、基地に反対してきたのは自治体職員や教職員など革新系がほとんど。つまり生活が安定している人たちだった。それがいまではオール沖縄になりつつある。年金など社会保障が充実してきて、誰でも最低限は食べていけるようになつたからだ。人間は貧乏暮らしが統くと見識まで貧しくなる。いまバスを連ねて辺野古に座り込みに行くのは年金受給者が多い…」

 何か変ではないか?基地に反対してきたのは恵まれた革新系だったと、かつての反対派を揶揄してるようにも思える。反対派が多くなった訳は社会保障が充実したからだと、国政を持ち上げる事を言っている。
 米軍基地に反対しているのは裕福な人たちばかりではない筈だ。辺野古に座り込みに行くのは年金受給者が多い事は確かだが、それは若年層の無気力化、保守化で相対的にそう見えるだけではないのか。物欲、金銭欲の権化たる元町長の性質を匂わせる答え方である。

 私は県知事選の前までは、が翁長氏の支持者になっている事を知って、翁長氏は謀略を持って知事選に名乗りを上げたに違いないとの疑念を持っていた。その事をブログ記事にしたのであるが、選挙中と選挙後の彼の言動を見て、「辺野古に基地を造らせない」という彼の意志は本物だと思うようになった。

 の腹の中は読めない処があるが、が翁長知事を裏で操っているとは思えない。インタビューでは翁長知事を弟分扱いする口ぶりだが、知事はそんな小物ではないと思う。保守勢力の一部を取り込む為に、まだ影響力のあるを利用しているのではないか。
 インタビュー最後では、は以下のように答えている。

 ――辺野古への移設を阻止できると思いますか。

「相手は国家権力だ。辺野古での工事が完了し、日米で、使用を開始するとなったときにそれを止める方法は県にはない。しかし、それで翁長知事が負けたことになるとは思わない。知事は権限の範囲内で精いっぱいやれぱよい」 

 このの言に、知事が共感しているとすれば、知事も共犯である。が、「どんな手段を使っても基地建設を阻止する」が、翁長知事の本位であると信じたい。
 第三者委員会の報告を受けて、知事は精査の後に埋め立て承認取り消しを示唆している。進め方が鈍いと、疑惑を持つ論者がいるが、知事は常に慎重を期していると信じたい。翁長知事は決して、狼魔人や大久保潤、篠原章らをほくそ笑ます事をしてはならない。

 植草一秀氏は、一度ブログで発言した事を撤回したくない気性の人物らしい。喜納昌吉の考え方に影響を受けたのだろうが、喜納はそれほど政治センスの持ち主ではないかろう。もし、決定的な裏情報があるのなら、それを公表すべきではないか。

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Re: はじめまして。

山***さん、応援して頂き、嬉しく思っています。これからも宜しくお願いします。


> わたくし大阪出身現在西原町住まいの山***と申します。
>
> こんな男です。けっしてネトウヨではございませんので安心を。
> https://www.facebook.com/********
> 社会的な書き込みはいつもスルーされてますが。
>
> キー坊@ウチナーさんの記事大変興味深く拝見させていただいております。
> わたくしが沖縄に来て8年。随分とキナ臭くなって参りました。
> 周りで下世話な右寄りの人をときどき見かけては寂しい気持ちになっております。
> こちらで結婚し子供も出来た私としては
> 真実を語り継ぐ、勇気あるキー坊さんの行動を応援しております。
> 取り急ぎにてまとまりの無い文章をお許しください。
> これからも時々お便りさせてもらうかもしれませんがお許しくださいませ。
> ありがとうございました。

慶良間の集団自決がないNHK

NHKの戦争証言アーカイブスには慶良間の集団自決がありません。
裁判中だった頃のアーカイブなので「避けられた」ようです。
マルレがもやられているシーン等が朝鮮人軍夫の沖縄戦で見られます。
http://www.nhk.or.jp/shogenarchives/search/map/#/main/area3/country1

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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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