2017-09

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櫻井の「言論封鎖」文章

 山崎行太郎氏は、先々月から自ブログで一か月以上、ジャーナリスト・櫻井よしこの批判記事を連続的に書いていた。山崎ブログ過去記事を見てみれば、もう10年近く前から櫻井よしこ批判を繰り返しているようだ。
 2009年9月13日の記事では、櫻井のデビュー作であり、出世作である『エイズ犯罪 血友病患者の悲劇』(94年度大宅荘一ノンフィクション賞受賞)は、09年の時点で絶版になっており、薬害エイズ関係の櫻井の著書はその他にも多いらしいが、本屋に注文しても在庫なし、重版予定なしだったそうである。今はamazonでも中古でさえ出品がない。

 山崎氏の分析では、当時マスコミからエイズ犯罪の首謀者として、疑惑の目を向けられていた安倍 英(たけし)医師を追及し、テレビキャスターとして立場も利用しながら、興味深そうに、犯罪者として描くことによって自著を売り出そうとしたのではないか、という事である。
 安倍医師は業務上過失致死罪で起訴されたが、2001年第一審で無罪となった。識者の調査でも、安倍医師には犯罪性もなく、過失もなかったという弁護論が有力となっていたらしい。

 櫻井は最近は保守論客を自認して、国粋的な本を多数出しているが、山崎氏によれば、櫻井にはオリジナリテイーがなく、既に他の保守論者が言った事を倣って反復し、過激な調子で発言しているに過ぎないという。
 処女作でも、同様な手法で売り出したのだろうと思える。

週刊新潮2009の櫻井・梅澤   週刊新潮2009
    「週刊新潮」2009年7月16日号「日本ルネッサンス」 
 
 何故、山崎氏の批判を引き合いに出して、私が櫻井よしこを自ブログの批判材料にするかといえば、数日前、部屋の隅に隠れていた『週刊新潮』2009年7月16日号を見つけたからである。私は読むつもりで買った週刊誌を忘れて、6年間放置していたようだ。
 その中で櫻井は、レギュラーコラムの「日本ルネッサンス」で、《「集団自決に軍命はなかった」と口に出せない 沖縄「言論封鎖社会」≫という特集を組んでいる。それで私は買ったに違いないが、詳しく読むのはこれが初めてである。

 櫻井は、右翼言論人がよく言うような、沖縄は「言論封鎖社会」だと告発しているわけだが、例によって、自分で詳しく調べ上げて書いているのでない。ネタは狼魔人を通じての、上原正稔、星雅彦らから仕入れて、権力筋に貢献するために書いているのだ。つまりヘイトスピーチである。 
 この櫻井のコラム特集には、その年5月に『うらそえ文藝』14号で、「軍命」を否定した二人の人物、『うらそえ文藝』編集長の星雅彦、「沖縄戦・ショウダウン」の著書・上原正稔を登場させて、沖縄の新聞社の「言論封鎖」の情況を暴きださせた、としている。
                 うらそえ文藝
                    「言論封殺」の被害者か?

 自分が主宰する市役所発行の『うらそえ文藝』で、数十年振りかで「慶良間の集団自決」について発言しているが、掴みにくい文章(集団自決の断層)で「軍命」不在説を打ち出していた。その後は、右翼雑誌『正論』へは、明確な言い方で「沖縄の新聞社は占領時代のアメリカのマインドコントロールによって、反日的性格を帯びるようになった」と書いている。⇒「鉄の暴風」はGHQの宣撫工作だった」
 『鉄の暴風』書かれた時代はそうだったのかも知れないが、小生が新聞を見るような年になった頃は、アメリカの支配を逃れて平和憲法の祖国へ帰ろうが、その論調だったと覚えている。米軍の事故、軍人の犯罪を今よりも多く報道していたと思うが。
 「鉄の暴風」以後の太田良博の文章は、日本軍の批判も多くしているが、米軍の無差別の大量攻撃も非難していた。

 星と上原は、「うらそえ文藝」14号を5月に発行後、6月9日に記者会見したが、そのユーチューブ映像に「特殊奄美人」の奥茂治の影がちらついていた。「特殊奄美人」と「ニセ沖縄人」・江崎孝の一味が、この二人に「集団自決」特集を唆したのである。非沖縄人が、二人の不平沖縄老人を操っている。

 さて、この『週刊新潮』の特集で、大きく取り上げているのは、「パンドラの箱を開ける時」という、上原正稔が2007年5月26日から『琉球新報』に連載していた戦争物語に対する「言論封鎖」の件である。6月18日に翌日分からの原稿を送付したところ、慶良間の「集団自決」の「軍命」を否定するのは、新報の方針にそぐわない、内容が「沖縄線・ショウダウン」とかなり重複している点も問題であり、連載を中止すると言われた、という。
 何だかんだで4ヶ月後に連載を再開したが、再び連載中止となった。最終原稿で、再び慶良間の集団自決で「軍命」はなかった、と書いたからだとしている。

 この件については、篠原章氏の論稿にもその後の経緯が書いているように、2011年1月に「言論封殺」を理由に、上原正稔は新報相手に損害賠償の訴訟を起こしている。一審では負けたが、二審では逆転で勝ち百万円余の賠償金を得ている。彼ら陣営は、司法が「言論封殺」を認めたと大騒ぎしているが、内容は契約不履行の単なる損害賠償でしかない。

 櫻井よしこは彼らの言い分をそのまま書いて、沖縄を「言論封鎖」社会だと週刊誌で喧伝するが、彼らは元気に「チャンネル桜」の沖縄支部のネット映像に出演しているではないか?また、星雅彦は公費で運営されている『うらそえ文藝』で、自分と上原正稔その他で、「軍命」否定説を展開しているではないか?こんな緩やかで、甘い沖縄が何故に「言論封殺」・「言論弾圧」の社会なのだ。櫻井よしこは曽野綾子のエピゴーネンというしかない。
 曽野エピゴーネンたちは、沖縄に対するヘイトスピーチを行うことで身を立てて行く。篠原章氏の論稿は、櫻井よしこの論稿に内容は同じであり、氏は後を追って、その仲間入りをしたという事である。

 私は篠原氏が私的に不祥事を引き起こした事には、とやかく言う立場にない。
 しかし、櫻井よしこが、血友病治療の責任ある立場に在ったとはいえ犯罪を犯したのでもない安部老医師を、テレビマスコミを利用しながら、死に追い込んだ事には許しがたいものを感じる。櫻井はそれを利用して、いっぱしの物書きとして売り出したのである。弱者を食い物にしてのし上がり、さらに別の弱者を食い物しながら、生き延びようとする。その意味では、篠原より櫻井のほうが大物である。曽野はもっと大物であるが。(続)
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コメント

オウム流脱魂空中歩行的幻覚思考

現代の蓑田胸記、百田尚樹が沖縄の新聞社をつぶせと言論弾圧を公言。
百田は、韓国を卑しめる元在日にたかった女を持ち上げたため、人気が急落しているようだが、出世欲の強い皇国史観の伝道師。

http://www.okinawa3.net/ 正す会の前身として糺す会が1/18にチャンネル桜、江崎孝等によって立ち上げられていた。百田発言はこれらの動きに呼応したものであろうが、戦前の政府といえども新聞を情報統制の手段として利用しようとし、潰すことまでしない。
百田はマッカーサーの言う12歳の精神構造から情動で反応し、心理的な扇動をする現代の蓑田胸記-言論弾圧の伝道師。

阪神さんがいうように、二紙を正す県民・国民の会面々はあさましい顔つきです。
自分が憑かれた身勝手な思い込みを他人にも強要しようとする行動を長年続けたためにその表情が板についているという感じにみえる。蓑田胸記の写真を検索してください。工藤美代子の表情が一番近いのでは。

うらそえ文藝20号入手しました。
徳永・星等は自分達の主張を点検するということはないのだろうか。
徳永は22頁に「サイパンでは女性も男性も米軍によって残虐な殺され方をしている。サイパンに出稼ぎに行っていた沖縄の住民はけっこういて、その人たちが戻ってきてそのありさまを伝えていた。リアリティーのある話として広まっていた側面もあったんではないか。」と語る。
この荒唐無稽な説はたびたび目にしたが、元の出所は確認していなかった。

調べてみると
http://kakutatakaheri.blog73.fc2.com/blog-entry-708.html
世界日報が初出のようだ。そこには「このような場面を目撃した日本人の中で一番多かったのが、ほかならぬ沖縄の人たちであったという点だ。生き残った彼らが、サイパン島での玉砕の様子をさまざまな形で、故郷の親戚(しんせき)や縁者に怒りと悲しみをもって伝えたことは間違いない。米軍上陸の前から、沖縄をはじめ日本人は敵軍の「鬼畜行為」におびえていたのである。」とある。

この記事がネット右翼得意の無差別拡散で広まったわけだ。
田中という元軍人の目撃は他の証言で確認されていない。タラワのような接近戦でも、毒物を使ったマサダでも少数の生き残りは出る。虫の息でも助かる少数者がいる。ソンミなどもそんな生き残り少数者の証言から虐殺が表沙汰となるのだがサイパンでそのような生き残り証言はされてない。

そのことはさておき、サイパンに収用された日系人が1944年6月から1945年3月26日までにサイパンでの出来事を日本本土に伝達する交通・通信手段があったと考えるのが空想的。
それだけの距離を移動できる伝書鳩でもいるのか、収用された住民に高度な通信機があるのか。日本軍が高度な通信機でそのような情報を伝えたという記録もない。あるならば、示せばよい。

徳永等はシャーマンよろしくテレパシーで伝えたとでも言いたいのだろう。「戻ってきて」というのは笑えてしまう。刳り船にでも乗って沖縄に戻ったとでも言いたいのか。刳り船の嘘は曽野綾子や大城良平の謀略。
こんなところにも彼らの空想的欺瞞が存在する。  勝手な空想を吟味しないで宣伝するあさはかさ。

浅ましい顔

言論封殺があるというならサンケーの普及に努めれば良いだけの事。
新聞購読は自由意志によるものだから、地元紙がろくなものでないなら、あっというまに駆逐されるだろう。
経済原則とはそういうもの。
地元紙は決して異常ではない。
こいつらの主張は「北島三郎にヘヴィメタを歌わせる会」みたいに思えるwww
それにしても、どいつもこいつも浅ましい顔してますな。
去年、大平正芳記念館に行ったけど、先生はいいお顔していました。
自民党が駄目になったのは、あのような顔が消えたからでしょう。
ろーま人のようなニセ沖縄人振り回される人間が増えたら、沖縄は日本と共に沈没しますよ。
もはや沖縄は日本と決別する時が来たと思います。

指導者は狼魔人だろう

和田さん、情報をありがとう。
徳永や中山、島袋らは結成大会にゲストで来たのしょうね。女代表のマコは偽沖縄人の江崎孝(狼魔人)の指導がなければ、活動できないでしょう。

2社は別として、篠原章はだけがリンクされている事は、出版前から狼魔人グループと篠原はかなり緊密な連絡をし合っていたのでしょう。どうせなら彼もゲストで出席したら良かったのではないか。
大高は身内だからリンクしないのでしょう。

すべて推量形の言い方で申し訳ないが、篠原もいずれ「桜」出るのではないでしょうか。

こんな会が

http://www.okinawa-tadasukai.com/report.html
こんな会が出来ているのですね。
おなじみの徳永信一や次世代の中山。   どう見ても極右で、篠原氏ともリンクしている。 もう既に偽装する日本浪漫派、ユング派では。 アジア的共同体を遡源とする「国体の本義」-偽の一体性と連続性を共同主観とし、自己犠牲を強要する輩。

山崎氏も図書館で

阪神さん、どうも。
09年の時点で、本屋に無く、図書館で借りたそうです。

図書館

こんにちは。
「エイズ犯罪 血友病患者の悲劇」は殆どの図書館に置いてあります。
今は誰も借りていないようですw

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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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