2017-06

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さもしい言動

曽野は、対談でこんな事も言っている。

曽野 私は調査の時に、金城牧師に会って聞いています。そのとき私は、この方は後で証言を変えられる方じやないかと思いました。「そんなことは言ってなかった」とあとで言われそうだと思ったので、金城さんの証言の分だけは文藝春秋に頼んで買い取り原稿にしてもらったんです。

曽野が、後で証言を変えられるといけないと思って、金を払ってやったという手記(「集団自決の真実」p179~183、186)は、金城氏は自分が家族だけでなく他人も殺してしまったことを告白し、集団自決における当事者の心理分析を行っている文章だ。その後、手記に書いたことと、違うことを言い始めたような彼の発言を私は聞いたことない。


「新沖縄文学」42号(1979では、曽野は次のように語っている。 >私は金城重明牧師を初め、人間の生死と対決した静かな温い方々に会った。金城重明氏がご両親をご自分の手で、愛をもって見送られた時の話を伺った時ほどの辛い取材はなかった。

この取材の時、この文言とは別の考えを、腹の底で抱いていたのだ。
曽野は、何故こんな買い取り話を、今頃持ち出してくるのか?おそらく現在敵対している金城氏のことを、「この牧師は自分のわずかの手記に、差し出された謝礼を、ためらうことなく懐に収めるさもしい人物…」という印象操作を行いたいのである。

私は沖縄の人間だから分るが、かつての沖縄の人間は、謝礼など欲しくなくても、他人から差し出された場合、断る事にためらいの気持が生ずるものだった。他人の心尽くしを無にする事をかえって心苦しく思うのだ。特に外部の人間に対しては。

これら曽野の言動は、曽野自身のさもしさ、腹黒さを露呈したと言うべきだ。

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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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