2017-09

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スコットランド独立と沖縄

 今日スコットランドで、イギリスからの独立を問う住民投票が行われる。イギリスの歴史について何も知らない私には、降って湧いたような出来事に思えた。
 イギリス(united kingdam)はイングランド、ウエールズ、スコットランド、北アイルランドの連合された王国である事は知っていたが、北アイルランドを除いた三地域については、同じ民族の中の地域集団だろうと何となく思っていた。だから、北アイルランドは武力を用いてでも独立を目指していた政治集団が存在していたが、他の地域は同民族だから独立運動は起こらないのだ、と思っていた。

            イギリス

 しかし、今度の独立騒動で、スコットランドも北アイルランドと同じく、主要民族のイングランドとは別民族なのだと認識させられた。昨日のTBSラジオの特集でスコットランド研究の専門家と、在日スコットランド人の2名の人を出演させて各々の考えを述べさせていた。
 専門家の言う事は、スコットランドはイングランドとは別のルーツの民族で、ケルト人をルーツに持ち、かつてはゲール語を母国語としていた。ブリテン島においてはイングランド人対して先住民族の位置にある民族、と言っていた。という事は極めてアイルランドに近い民族集団と言える事ではないか。

 在日のスコットランド人二人は、一人は独立に賛成・もう一人は反対の意見を持つ人だったが、二人に共通する事は自分達はブリティッシュではあっても、イングリッシュではなくてスコッテッシュである、との矜持を強調していた事である。これはスコットラド人一般に通低する感覚(アイデンティティー)だと、うかがえる。

 1707年に、イギリスに編入されたようだが、その間激しい分離独立闘争が行われたのではないようだ。民族のアイデンティティーは共有する事はなくても、利益を共有する国家の成員としての同意があったから、300年間も同国家としての一部として、激しい分離独立運動は起こらなかったのだと思われる。だが、何ゆえに今になって、こんな住民投票という穏健な独立運動が起こってくるのだろうか、と沖縄人の私は強い好奇心と、疑惑心に似たような思いが湧いてくる。
 沖縄と比べて、どっちが独立を主張する正当性があるのかと、沖縄アイデンティティー持つ自分には、今日のスコットランドの独立住民投票は、興味深いといえる。もちろん全世界が注目しているのだが・・・。(続)
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Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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