2017-10

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まだ消えぬ若山への疑念

 7月27日に放映された「NHKスペシャル『調査報告 STAP細胞 不正の深層』」は、小保方晴子・笹井芳樹への悪意に満ちた特番だった。8月5日の笹井自殺の大きな要因になったに違いない。
 この番組には、STAP細胞を否定する多くの人物を登場させていたが、その中で最も重要な人物はやはり、Nature論文の共著者であり、小保方と共にマウス実験を行った若山照彦山梨大教授であろう。
 3月10日頃、若山は論文に重大な疑問点が見つかったと言って、論文取り下げの意思表示をしていたが、この番組の映像では、既に3月の時点で、山梨大研究室での取材の模様が映し出されていた。他の研究員と一緒に顕微鏡をのぞきながら「マウスの系列が違う…」などと話している。NHKと若山はかなり早い時期から、協調して特番の企画・製作をスタートさせていた訳である。

        NHKスペシャル遠藤高帆
                遠藤高帆・理研上級研究員  ところで若山は、6月16日に山梨大で会見を行い、第三者機関の解析結果が出たという事で、詳しい説明をしていた。結論を言えば、小保方からSTAP細胞だと渡された試料を第三者機関に調べてもらったが、それは自分が渡したマウスから作られたものではなかったという事だった。
 ある試料(FLS)はマウスの種類は一致していたが、GFP(発光)遺伝子を組み込んだ染色体番号が違っているし、ホモであるはずがヘテロの配列であった。ある試料(AC129)は逆に、GFP遺伝子の在る染色体番号は一致したが、マウスの種類が違っていた、という結果だと説明していた。同時に、若山研で作製した受精卵由来ES細胞の解析も発表しているが、これは当然GFP遺伝子の場所は18番染色体上だという事である。
 ともあれ若山は、第三者機関解析の結果は、小保方晴子は自分が渡したマウス由来ではない、若山研には無いマウスから作った万能細胞を自分に渡した事になるのだといってた。この時点で、小保方が別で作ったES細胞を持ち込んで、STAP細胞だと偽って自分に渡したのではないかという事をほのめかしていた。

 ところが、7月22日になって若山は、6.16に発表した第三者機関の解析は間違いだったという事と、それをNature誌にも報告した事を発表した。

 「この幹細胞について理研は当初、遺伝子は15番染色体に挿入されており、若山氏が提供したマウス由来ではないと発表。だが詳しい調査の結果、この細胞には別の遺伝子も挿入されており、染色体の挿入場所は分からなくなったという。同じ遺伝子の特徴を持つマウスは大阪大が作製し、若山研究室で飼育されていた。」(産経ニュース)

 6.16にはあれだけ大々的に、3時間近くも会見を行ったのに、それを取り消すとは何ともお粗末な事ではないのか?この訂正は小保方が不正を行ったのではない、という可能性をもたらすのかといえばそうではないのだ。
 7.27の「NHKスペシャル」には、早い時期から個人的にSTAP論文を解析して、その正当性に疑義を唱えていた同じ理研の遠藤高帆研究員が登場して、小保方のSTAP細胞にはアクロシンGFPという遺伝子が組み込まれていると証言している。それは精子に発言するGFPであり、STAPの実験には関係ない要素だという。

 これを聞いた若山はアクロシンGFPに心当たりがあるとする。理研にいたとき、若山研の学生(留学生)がES細胞を作製しており、それにはアクロシンGFPを組み込んだと聞いていたと若山は言う。番組は、そのES細胞が小保方が使っていた理研の研究室の冷凍庫から見つかったとの映像を流している。NHKの記者は、電話でその留学生に問い合わせているのだが、「何でそれが小保方氏の研究室に在るのか?考えられない。」という証言をさせている。ここでNHKは、小保方が若山研にあるES細胞を盗み取って、それを若山にSTAP細胞だと言って渡したのだという事を暗に言っている。
 だが、若山は6.16の会見のときには、学生さんからES細胞を小保方にあげたという事を聞いていると言っていたのだ。また若山はこの時、自分が理研を去る直前、2013年の3月に小保方の指導を受けて、STAP細胞の作製に成功したともいっていた。この経緯についても納得させる説明はない。

 遠藤は映像には半袖姿で映っている。「NHKスペシャル」放映日の少し前に撮られた映像だろう。若山は7月の初め頃にネイチャーへの取り下げ理由の訂正を申し出て、7月22日にそれを正式に発表した。7月27日の放映日に日程を合わせるかのような流れではないか?権力の御用機関であるNHKというメディアと、権力に阿って学会(医療業界)の中で、うま味のある地位を占めようとする人間の群れが結託した動きではないかという疑念が増すばかりである。

 笹井芳樹という先端科学の頭脳を失う事になってしまったのである。若山照彦には、もう一度登場してはかばかしい説明をしてもらいたい。
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コメント

名無しさんからのコメント

>  タイトルなし
> 賛成です。若山の発言をはじめから、冷静におさらいすれば、彼が不正に関わった事は、明らかなのに、何故、だれもそこに触れないのでしょうか?
> ちなみに、彼には、神戸理研時代に論文盗用をした事実がありますが、竹市、西川、相澤の助けでもみ消した不正があります。

以上は、10.10名前無しさんからの管理人だけに閲覧のコメントですが、管理人の判断で公開します。

治助さんの投稿

下の#1663のコメントは治助さんから、管理人だけに表示許可として投降されたものだが、内容にプライバシーに関することは含まれてないし、貴重なご意見だと思うので、管理人判断で公開しました。(実投稿日時9/4, Thu 09:29)

管理人・キー坊は、6・16の会見で、若山氏が小保方氏の冷凍庫に残されていたES細胞について、元留学生が作ったものを小保方さんに譲ったとその留学生から聞いている、答えていたと覚えていました。
これに対し、NHKスペシャルではインタビューで、この元留学生に「びっくりしました。小保方さんに
直接渡した事はないです。」と答えさせている。私はこの特集は「謀略番組」とみなしているので、NHKが元留学生に嘘の証言をさせたと思っていたのですが、治助さんの考え方を読んで、この証言部分は事実かもしれないと思うようになりましたね。
つまり、若山のほうが嘘、もしくは勘違いをしているかも知れません。

どっちにしても、小保方側の言う「ES細胞は実験の比較のためにコントロール用として、若山研から譲与されたものです 」が、事実であるに違いないです。
元留学生の証言が事実であっても、あのNHKスペシャルは「謀略番組」に違いなく、小保方氏が若山研のES細胞を盗み取って、STAP細胞の「捏造」に使ったという事を印象付けたかったのです。だが、6・16会見で「FLSが成功したあとそのFLSのコントロールとして受精卵因子を作製して小保方さんに渡しています」と若山が言ったのですね。

私は6.16会見を録画してなかったので、その部分を詳しく見てなかったです。ご指摘のとおり、小保方氏の冷凍庫に在ったES細胞は、若山氏から直接渡された物でしかありません。
NHKは頭かくしてナンとやらで、目論見は失敗したといえます。そもそも、捏造に使った証拠物件を置いたままにする実行者が居るはずないでしょう。NHKは嫌なメディアですね。早く受信料支払い拒否の手続きをしなければ成らないと思っています。

若山氏は放送前に、この映像をNHKに観せてもらったでしょうかね。彼は支離滅裂な言動を繰り返してきたといえます。笹井氏自殺後は、心労から通院しているという話も聞きますが、自殺だけはしないで欲しいと思います。もう一度会見を開いて真実を言ってもらいたいです。

NHKは2-1=1の計算ができないようです

「『冷凍庫のES細胞について』6月18日小保方晴子氏の弁護団のコメント」
ES細胞を小保方氏が持っていたのかどうかについては、小保方氏は、ES細胞を作製したことはなく、現在小保方研究室に保存されているES細胞は実験の比較のためにコントロール用として、若山研から譲与されたものです。

「6月16日のSTAP幹細胞、若山照彦氏記者会見」この中で若山照彦氏はES細胞に関して「AC129は、系統が違ってしまっているんですが、129B6F1というバックグラウンドになってしまうんですが、これに関しては僕の方でFLSが成功したあとそのFLSのコントロールとして受精卵因子を作製して小保方さんに渡しています。GLSに関しては、全身が初期化されると光るマウスなんですが、これも僕の研究室でES細胞をその時期に使っていたという記録があります。僕が覚えているというよりかは、僕の部屋の研究員、学生の人がその実験していてES細胞はつくっていたことがわかっています。本人が渡したということをいっています。学生さんですが」と発言。

NHKスペシャル『調査報告スタップ細胞不正の深層』のシーンのなかで、ES細胞を作製した留学生「びっくりしました保存されているのは全部ES細胞ですのでなぜ、このSTAP細胞に関係するところにみつかったのかびっくりしましたね、それを直接渡したことはないです」とあります。このシーンは6月16の若山照彦氏記者会見の学生本人が渡したこといっていることを、否定している内容です。とすると、コントロール用として譲与されたことを証明している。

NHKは2-1=1の計算ができないようです。6月16日のSTAP幹細胞、若山照彦氏記者会見では、2種類のES細胞を渡したといっている。NHKスペシャル『調査報告スタップ細胞不正の深層』ではその内1種類のES細胞を渡していないという。

残っているES細胞はコントロール用として譲与されたものだけだ。
2011年11月にキメラマウスを初めて成功したのは、若山さんだ。
若山さんしっかりしてほしいですね。
2011年11月のキメラマウス成功は真実だと思えて来ました。

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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
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