2017-08

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仲井真承認後、首長の反応

 仲井真沖縄県知事は東京で3月25日に安倍首相と会談した後に、アル中ハイマー丸出しの放逸なコメントを出した。やれ、「驚くべき立派な内容を提示していただき、140万県民を代表して心から感謝申し上げる」だとか、やれ、「5年以内に機能移転し、運用停止状態を実現してもらいたい」とか、「有史以来の予算だ。… いい正月になる。」とか。

 帰沖後の27日には、知事公舎から一歩も出ず公舎内で記者会見し、コメント文を発表している。(コメント全文) 
 ここでも、「5年以内の普天間飛行場の運用停止、すなわち危険性除去は最大の課題であり、安倍総理からは、『認識を共有している』との表明がありました。普天間飛行場の5年以内の運用停止に政府として取り組むとのことであります。…」と言っている。こう言いながら、県外移設の主張は捨ててないという。
 安倍首相が『認識を共有している』と言ったからといって、5年以内の運用停止になることが確約されたと言えるものでない。仲井真の弁明は、何が何でも安倍首相の「埋め立て承認」の要請を受け入れたいが為の、欺瞞的理由付けでしかない。こんな自己欺瞞的とも言える事を知事の立場で発言できるのは、恥も外聞も感じなくなった「認知症初期」だからと言うしかない。  何がどうあろうと、仲井真知事は2010年の知事選で県内移設を否定したはずである。辺野古の埋め立てを認めるということは、そこへの飛行場建設を認めるという事のはずである。。よしんば、5年以内に普天間基地が運用停止されようが、辺野古の環境問題がクリアされようが、オスプレイ訓練の本土分散が行われようが、国から予算をフンダンに獲得しても、仲井真知事は政治家としての最低限の矜持を捨て去ったわけである。こんな醜い首長をを持つことの恥ずかしさは、沖縄人として耐えられるものではない。

 去年11月に、自民党の国会議員5人が普天間の辺野古移設容認を発表するまでは、沖縄の市町村長の全てが辺野古移設には反対していたはずである。12月28日の沖縄タイムスには、仲井真知事のコメント文と、それに対する各市町村長のコメントが載っている。数ヶ月前までは全首長が反対だったはずだが、仲井真知事の承認を強く否定するか、疑義を呈するコメントを寄せたのは23名である。(那覇市長・名護市長を加えると25名・他無回答2名))
 対し、知事の承認を積極的に評価するか、「苦渋の選択」だとかして否定をしない首長は13名いる。この13名の首長も選挙の時には、辺野古移設賛成とは言わなかったはずである。座間味の宮里哲村長は「政府から基地負担軽減策を引き出したことは評価すべきだ」と述べている。町長選挙の時に、仲井真知事が応援演説に来たらしいが、村経済が県からの補助金、国からの援護金、及び観光収入で成り立っている小離島の長はそういう姿勢を見せる他ないのだろう。

 知事承認に否定的なコメントを寄せた23名の中には、東門沖縄市長や野国北谷町長、石嶺読谷村長など基地を抱える首長、或は宮城国頭村長、興那嶺今帰仁村長、島袋大宜味村長などの北部の首長のように、強い批判コメントを言う者もいるが、當山嘉手納町長のように、「知事の会見は分かりづらかった」と言って、まともには知事批判はしてない者が多い。米軍基地で町興しをした前町長Mの後継町長は時期が来れば、「苦渋の選択」と言って承認に回る事は目に見えている。
 23名の首長からは、これから辺野古移設容認へ転換する者が出てくる可能性は十分にある。それ程、各市町村の財政は厳しいものだし、地元建設業者の支援を受けて選挙を戦った者が多いからである。

                 翁長雄志那覇市長
            安倍首相や仲井真知事を批判する翁長市長だが

 翁長雄志那覇市長は、安倍政権の動きに対して「日本国総動員で沖縄の団結を崩しにかかっている」と強く批判している。彼は無所属で那覇市長になったのだが、2代目政治家である彼は政治家のスタートから自民党に頼って、道を登ってきたのである。先の市長選当選の時は、仲井真知事が並んで万歳三唱をしていた。去年の参院選の時には、島尻安伊子の選対本部長を務めていた。政治家としての行く末を考えれば自民党に逆らうことは命取りであろう。これからは沈黙することが予想される。

 13名の知事評価首長からは、辺野古移設反対に戻る者は居ないと思うが、23名の知事批判首長からは相当数の「脱落者」出ることが予想される。すべて、「金だけ・今だけ・自分だけ」の潮流が沖縄にも押し寄せているという事ではないか。そんな中で間もなく、「名護市長選」が行われようとしている。沖縄に住んでない自分は、名護の住民が「金だけ・今だけ・自分だけ」に流されてない事を神に祈るしかない。
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コメント

稲嶺氏再選

私は普天間の辺野古移設については、絶望的な観測をしていたのだが、今日の沖縄二紙の報によると、稲嶺氏の再選が確実となったようだ。私の予測が良い方に外れたという処で、これ以上めでたいことはない。

小生のような中部の人間にとっては、北部の人々は何よりも金を優先しがちだという固定観念があったのだが、稲嶺進という人物の頑張りによってそれが改めたられた感がある。沖縄という民族集団が生き残れるかという観点に立てば、今度の1首長選の意味は小さくない。

深読みし過ぎ

沖縄に想いを寄せながらも異民族と見なし、独立すべきというのが宮台氏の考え方だと思います。それに小生も同意するのですが、今回ラジオで述べている彼の見方には首を傾げさせられます。
沖縄全体が実はナケーマのやり方を支持しているのだ、というような言い方です。ナケーマは植民地における買弁政治家に過ぎません。埋め立て承認はその本性発揮です。
猪瀬都知事の裏金暴露事件が効いたと思いますね。お前もああなるぞという権力の脅しです。

今日のラジオ

こんにちは。
宮台真司が今日のラジオでナケーの戦略について語っていました。
http://podcast.tbsradio.jp/dc/files/miyadai20140110.mp3

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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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