2017-10

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沖縄棲息・老ブロガーの日記

人生の大半を沖縄で過ごしているらしい大和人ブロガー・狼魔人が今日のブログ日記で、1972年5月、沖縄県教職員組合が出した『これが日本軍だ』という小冊子の内容を、例によって長々と引用しながら、渡嘉敷島集団自決・赤松軍命令説を否定する与太記事を載せている。

彼や鴨野守など低劣ウヨク仲間たちの理屈のやり方は、簡単に言うと次のようなものだ。

①住民の「集団自決」は村長や兵事主任など、軍国主義に染まっていた村のリーダー達が、隊長の意向を無視し、勝手に先導して引き起こしたものである。
②生き残ったリーダーや金城牧師など、自分の家族や他の家族を殺し、自分は生き残ってしまった者達は、遺族への贖罪意識、自責の念から逃れるため、或いは援護金を貰うために、罪をすべて赤松隊長になすり付ける証言をしてきた。というものである。

こんな事に反論することは、もう詰まらないことなので、今ここでやる気は無い。
今ここで話題にしたいことは、狼魔人が引用している沖縄県教職員組合『これが日本軍だ』という小冊子の事であるが、これは安仁屋政昭(那覇高校社会科教師⇒沖国大教授)、儀部景俊(那覇高校社会科教師⇒沖国大教授)らが中心になって、編纂されたものらしい。

引用されているのは、「渡嘉敷島の集団自決」の状況のあらましであるが、「ある神話の背景」刊行以前のものであるから、やはり、赤松軍が移動した陣地を「西山A高地」としたり、住民が集結した場所を「恩納河原」としたり、赤松隊長から「住民はすみやかに軍陣地を去り、渡嘉敷に避難しろ。」と、命令されたとしたり、場所の記述について誤記、混乱が多い。この小冊子だけでなく、戦記全般においてそうだっただろう。

引用文の結論では、赤松命令の不確実性についての探求を、生存者は勇気を持って語るべきとしている。だが、場所についての混乱は、軍の責任追及の本質的な問題でないにしても、曽野綾子や赤松側に付け込まれる隙を見せてたと言えるだろう。

『これが日本軍だ』という小冊子の原文を私は持ってないので、また、狼魔人が都合のいい切り取りをしているかも知れないが。

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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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