2017-06

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権力追随者同士のいさかいの意味は

 10月の『週刊朝日』「ハシシタ・奴の本性」「という、維新の会・橋下徹を口汚く貶したルポ記事を掲載した件について、出版元の朝日新聞、及び執筆者の佐野眞一が全面的にその非を詫び、朝日新聞出版社長が辞任し、佐野眞一も全面的に自分の非を謝罪する一文を誌上に掲載した。

                       ハシシタ

 佐野の詫び文は以下のとおりである。

  見解とお詫び(2012年11月12日 佐野眞一)  


 私は掲載号を店頭で入手できなかった。図書館の棚には何時もないので、記事本文を読んでないのだが、ネット上で部分的に転載されたものを読む限りでは、国政に乗り出す寸前の橋下徹を叩くための策略文書だと思える。出る杭を打つための謀略記事でしかないと思う。しかし、あまりに言葉が汚な過ぎていて、この記事自体が多くの批判を呼び起こす事が予想されたものに思える。だから、それは成功しない策略記事になる事が予想されたのではないか?
「ハシシタ・奴の本性」という題名から、読者の低俗な興味を誘うのだが、言葉そのものに名誉毀損の疑いを醸している。ハシシタというのは橋の下の住人ということ、つまりは被差別部落への侮蔑的意味合いを含んでいるのは誰でも気がつく。(やつ)という呼称も一般に軽蔑する対象へのものだ。佐野は、橋下徹が権力の側にいる政治的人間であることを認識しなかったのだろうか?そんな事はあるまい思うが。
 佐野眞一も反権力の立場に居るモノカキではない。体制に追従しながら面白おかしく売れるモノを書いて、売れっ子ノンフィクション作家として王道を進みたいのが佐野のスタンスである。4年前に『沖縄 誰も書かれたくなかった戦後史』で、沖縄と沖縄人を面白おかしく描いてその本をベストセラーにした。
 が、その中の「空白の琉球弧――奄美群島」という章で、沖縄の奄美への差別を大袈裟に描き、沖縄と沖縄人を誹謗中傷する材料とした。これは佐野が権力の側に居るから出来る事である。日経の大久保潤も同様、沖縄と沖縄人を後暗い存在のように描く事は、国家権力への影なる奉仕になるからである。
 
 人の知る権利を担うのがジャーナリスト使命とはいえ、最低限の人権と名誉を毀損してはならい事はジャーナリストの最低限の義務である事は言うまでもないだろう。その義務(掟)を破ってまで、週刊朝日と佐野眞一が、国政に勢力を広げんとする橋下徹を陥れようとする記事連載に乗り出したのは、どういう背景があるのだろうか訝しく思ってしまう。
 佐野が本気で、橋下失脚を狙ってその記事を書いたのだとしたら、橋下よりも自分の方が、国家権力の意を受けて書いているのだという錯覚があったことになる。週刊朝日の編集者も権力の意を受けたと思って、佐野眞一を使って橋下追い落しを狙ったという事になるが、そんな単純なものではなかったのだという気がする。

 週刊朝日の編集者も佐野眞一も、権力によってハメられたのではないか?「近いうち」解散・総選挙を前にして、勢いが萎んでいた橋下・維新勢力を再度盛り返す為のダシにされたのではないのか?それほど、民主衰退以後の対米隷従勢力の全体的盛り上げを国家権力は狙っていたと私は思う。国家権力とはアメリカを源力の根原とする「官僚」「財界」「マスコミ」「追従政治家」の事である。対米隷従マスメディアでしかない「朝日新聞」のトップはこれを承知の上で、この記事を「週刊朝日」に書かせたのだと思える。
 今回の「週刊朝日」と佐野眞一の全面謝罪表明により、隠れ対米隷従人間の石原慎太郎「野合」した橋下維新勢力は総選挙に向け、ぐんと優位に立ったと言えよう。第三勢力が議席を伸ばせば、反権力の「国民の生活が第一」、あるいは旧左派勢力はその分だけしわ寄せを食うことになるだろうからである。
 それでも全面降伏を受け入れた佐野を国家権力はとことんまで追い詰める事はしないだろう。ある意味役目を果たしてくれた佐野眞一はまだ利用価値があるし、今回も権力のために一定の奉仕をしてくれた。だから、冷遇しては他の体制隷従人間に不安を持たしてもいけなので、佐野を良きに計らうのは間違いない。

 あと一月足らずで、国の命運を決める総選挙があるのだが、周囲の日本人は原発事故が起きた時のように、何が起こっても成るように成るさ、という雰囲気のように思える。これは「楽観」という事とは違うな気がするが。
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コメント

権力の奴婢

 皆様、新年おめでとうございます。

 ミヤコさん、コメントをありがとうございます。
 このブログに今までコメントを寄せてくれた方の中で、強い曽野綾子批判の考え方を持っている人は、少なくとも4名はいらっしゃいます。
 そのうち、サイトではni0615氏の沖縄戦資料庫、刊行本では伊藤秀美氏の「検証『ある神話の背景』 」の優れた研究成果があります。
 また、文芸評論家・山崎行太郎氏は、ブログで曽野綾子のことを「二流通俗小説家」と揶揄していました。
 しかし、その思想の悪質さの割には、世の中の出版物やサイトで、曽野綾子を強く批判する文章を見かけることは少ないですね。大手のメディアや出版社がほとんど権力の下僕だからということでしょうか。

 >選挙の不正、
 どんなアクドイ手段でもとりかねないアメリカが支配している日本の総選挙で、えげつない不正がやられたとしても不思議ではないと思います。

衆議院選挙と曽野綾子

 初めてメールいたします。
「曽野綾子」を検索してこちらを知りました。このことから書きますと、常日頃人には言わねど曽野綾子氏の書くものが鼻について鼻についてとても不愉快で、しかし私が知る限りでは同じような意見を耳目に入れたことがないので私の感覚が間違っているのかなそんなことはないはずだが、と思い悩んでおりました。
 ここで拝読したような詳細は知りませんでしたが、氏がことあるごとに「世界には貧しいクニがたくさんあり、シスターたちは偉く、日本国は恵まれているのだから自分たちより貧しい人々のことを思って現状に我慢せよ」と言い続けていることに不審の念を抱いていたのです。
あそこまで「為にする」言説に引き合いに出されたキリスト教はまことに迷惑だろう。
 「下には下があるから現状に満足せよ」との考え方は「奴隷になれ」との考え方でしょう。

 曽野氏のような気持ちの悪い物書きが、何故日本のなかであちこちに出しゃばるのか不思議でしたが、最近氏が誰の娘であるか知って、なんとなく納得しました。ねじ曲がるのも無理ないワ~。でも大嫌い。
 
 で、24年12月16日の選挙についてですが、おっしゃるとおり野田民主党は役目を果たした。と同時にあの選挙は大々的な不正選挙でした。野田氏が言いなりになったくらいでアメリカ達は安心できなかったのでしょう。私は埼玉県民ですが、あの短期間の選挙前の時間でどれだけ反原発の勢いが高まってきたか肌でわかりましたもん。皮膚感覚で投票結果がわかった。
それがあのテイタラクで、...直感的に不正があったと感じました。ないわけがない。あれだけのことがあって自民党が勝つわけがないのです。あんなにデモが行われたことは今までない。あんなことはかつてこの国ではなかったのです。
 だから、あちらさん達は恐れた、絶対に原発推進勢力が負けると確信したのです。だから不正をやった。
 来年25年の参議院選挙も、おそらく同じようなメデイアの誘導と選挙結果が出ると思われます。計数機械の設定に手を加えることができるのは選挙を「実施」する側だ。検察裁判所があの状態だから何でもありだろう。

 私は、今後安倍内閣がどのように自壊してゆくかだけに注目しています。

慶良間に特攻隊がいると知っていた

沖縄県史10に吉浜智改氏の日記があります。
吉浜氏は慶良間に特攻隊がいると知っていました。
ただし、それがマルレであると知っていたかどうかは不明です。
なぜなら「日本の海軍はどうしたことだろう」と書いているからです。
阿護の浦の特攻隊としていることから、震洋が配置されていると、鹿山から教えてもらっていたのかもしれません。
軍機を語ってしまった駄目軍人=鹿山
http://imgb1.ziyu.net/view/kimuke/1354171346.jpg.html

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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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