2017-10

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「当て馬」だった前原

 このブログの主旨である曽野綾子『ある神話の背景』追及から遠ざかっていて申し訳ないが、昨日の民主党代表選はこの国の行方に関して大きな出来事であったと思うので、この件に関しての拙見を述べたい。
 
 民主党代表選は前原誠司海江田万里の一騎打ちになるという、大方の予想を覆して一時は選出の可能性無くなったと見なされていた野田佳彦が、海江田との決選投票の結果逆転勝利した。しかし、私はこの代表選は、野田に勝たせる為にアメリカのジャパンハンドラー(日本操作集団)が仕組んだ謀略劇だったと思っている。
 民主党代表選挙の本質は、小沢と反小沢との権力闘争の場であることは解りきっている。もし、最初から野田が反小沢の唯一の代表候補として、小沢と鳩山が押す候補者と一騎打ちの選挙となった場合、野田は最初の投票で負けてしまう可能性があった。政治的信念を通そうとして行動する国会議員よりも、国会議員の地位を守りたい議員が多数の民主党では、保身を計って勝ち馬に乗る投票をする議員が多いと思われたからだ。

 前原は野田の為の「当て馬」として担ぎ出されたのだ。前原は今年初め頃、知人の在日のオバさんから僅かの献金を受けていたという一件を、国会とマスコミで追及されて外相の地位を辞任させられた。対米従属政治家のプリンスと目されていた前原がこんな微罪で政府の重職から降ろされた事は、アメリカが前原の能力に見切りをつけてその役割から外したことに他ならない。一度本命の座から降ろした者をまた復活させることは考え難いのではないか。
 だが人気としてはまだ多少残っている前原を担ぎ出して反小沢の票を集めさせ、野田は野田であらゆる策略、官房機密費などを使って野田への投票を働きかけたのであろう。第一回目の投票の前に前原・野田の合計で海江田単独の票を上回る票を集め、更に決選投票になった場合に、鹿野グループの票を全部野田へ回すようにと画策を済ませていたのである。一回目の投票後の決選投票直前の野田の演説は声にいっそう力がこもり朗々としていた。勝利を確信した者の勝ち誇った雄叫びのように感じた。アメリカによる恐ろしい程の日本支配情況の重さ、その執念の強さを感じさせられる選出劇であった。
 前原は野田を補佐する形で政権で要職に付くだろうが、このコンビは以前ニセメール事件で後輩代議士を自殺にまで追い込んでいる。この無能売国コンビは日本を弱らせ、衰退に導く政治しかやれないだろう。

 一夜明けての今日は、テレビ・新聞等は早速あまり知られてなかった野田佳彦の人物像を好意的に紹介している。この国の支配層(財界・政界・マスコミ・官僚…)が、前原に取って代わった対米従属政治家の行く道を広く開けてやっている。対米従属政治家にわが国を本当に良い方向へ導く見識・実行力は必要とされないだろう。只管に、アメリカとこの国支配層の利益を第一に考えて政治を行うことを要求されるだろう。その為には被支配層(庶民・沖縄)への増税・米軍基地押し付けをを強行してくると思う。沖縄へのアメとムチの施策はより巧妙を極めてくると予想される
 ふり返ればこの1年余り、菅直人は失政を繰り返して民主党の勢力を大きく削いだ。これは民主党内で大きく勢力を増やしつつあった小沢勢力を間接的に削ぐ為の恣意的なものであった。これも全部アメリカに魂を売った菅直人に与えられた役割だった。こんどの野田佳彦は菅の敷いたレールの上を自民党などと結託して、よりアメリカと日本支配層のための政治を行っていくに違いない。 

 それにしても、小沢・鳩山勢力の受けた打撃は大きいものと思われる。数の上で最大勢力といっても全員が筋金入りではない。小沢一郎や鳩山由紀夫の世話で国会議員になれたといっても、次の選挙は厳しい情勢にされている。選挙を落ちればただの人である。自己保身の行動を止めることは出来ない。野田政権は大連立への動きを進めるだろうが、それが実現できなくとも元々が対米従属政党の自民党との結託は進むだろう。
 対米従属からの脱却を政治家としての本分とする小沢・鳩山と、野田以下のアメリカの下僕のような政治集団とは本来相容れない対決集団のはずである。完全に反主流となった集団は分裂して党を出て行くのが筋であるが、保身を計る議員の多くが政権政党に居残る可能性が大きい。たとえ小沢・鳩山勢力が多数出て行っても対米従属の主流派は自民・公明との大連立が組めるから、痛いものには成らない。それ故小沢・鳩山も不本意な居残りを続けるしかないと思われる。

 何故私がこのブログの主旨に外れた政局ネタを書くのかといえば、沖縄の米軍基地地獄からの解放は、日本国の政治権力そのものが正常なものにならなければ不可能だと思っているからである。沖縄の現状も権力になびく情況が強くなっており、沖縄は自力で自らを解放するだけの潜在力は無い。今回の民主党代表選でその可能性は益々少なくなった気がする。
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政治研究会(名前検討中 大連立

大連立と与野党。
昔 牛歩というのがあった。(あまり意味なかったけれど 記憶にのこりますね)
自公政権は なぜ 政権交代したのか
東日本大震災と管直人総理
税金の使い道を これからどうするのだろうか?税金の無駄使いは やめてくださいね。野田総理 がんばってください。アジアの日本経済も 気になるところです。新聞の株の欄で ここ2日ぐらい 白い上 野次るしが多いのは なんかあるのだろうか?官僚は 人で神ではないですね。
どうなる日本。

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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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