2017-06

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鳩山は正直

 鳩山由紀夫前首相が12日、沖縄の新聞記者のインタビューに答えて、「普天間」の県外移設を断念して、最終的に「辺野古]に回帰した理由として、沖縄海兵隊の「抑止力」を挙げていた事について、考えあぐねた挙句の事で、それは方便だったと言ったという。これに対しては各方面から轟々たる批判の声が上がっている。

 その後鳩山氏は、(インタビューで質問者から)「それは方便としてか」と言われたから、「そういうふうに言われたら、そういう部分があったかもしれない」と言ったと、弁明している。
 「海兵隊自身に抑止力があるわけではない。(陸海空を含めた)四軍がそろって抑止力を持つ。そういう広い意味では(辺野古移設の理由に)使えるなと思った」とも言っているが、本音を述べたに過ぎないだろう。
「沖縄タイムス」記事2.13

 今頃、本音を明かす事は情けない話だが、正直に話した事は政治家として能ある事かどうかは判らないが、菅直人堕落首相が辺野古移設を押し進めようとしている現状でこんな発言をするとは、人間として好感の持てない事ではない。普天間の辺野古移設を断じて許してはならないと考える立場の者にとっては、歓迎すべき「放言」だと言えるのではないか。

「最低でも県外」と言って、政権の座に就いた鳩山氏だったが、検察・官僚・マスコミ等、対米従属勢力の猛烈な攻撃の前に、辺野古回帰という挫折決定をしてしまい、沖縄の反軍事基地勢力の怒りを買った。しかし、その鳩山氏の蹉跌が、沖縄に普天間基地を押し付ける作用を果たしたかといえば、そうではなくかえって沖縄県民を「県内移設絶対反対」という、一つの意思にまとめる効果を生み出したと言えるのではないか?辺野古移設に賛成だった仲井真知事は、それを引っ込めて「県外」移設に方向を変換せざるを得なくなっていた。

 そういう意味で、政権を追われた鳩山氏は「県内移設不可能」な状況を作って去ったと言えよう。そして、首相の座から去った今、普天間基地の「抑止力]は「方便」だったとの発言をしたという事は、菅直人対米隷従政権への反抗であると見る事ができないか。福島瑞穂は辺野古回帰へ反対して閣僚を罷免された恨み言を述べるのは当然だが、今回の「方便」発言については、鳩山氏が「普天間基地」の県内移設の理由付けを否定してくれたという観点から、歓迎すべきものして好意を持って受け止めるべきである。いわれなく連立政権から追い出されたのだ、という恨みを強調すべきでない。

 鳩山由紀夫が今回「方便」発言を発した事の意味は、辺野古移設の「日米合意」は、自分にとってあの合意決定は、弾圧によるもので、不本意なものであったとの本音の吐露であるとみなす事ができる。この事は、現在の菅直人をはじめとした民主党・主流勢力(対米隷従勢力)への反乱の兆ではなかろうか?鳩山はアメリカへの反抗心をまだ失っていないと思える。ただ、小沢一郎のような弾圧を一身に受けるパワーが無いだけだ。だが、今回の放言は、小沢に組して民主党を割って出る意思表示かもしれない。

スポンサーサイト

コメント

単純でない。

ちゃたんちょうみんさん、コメントをどうも。

>対米従属勢力に押された?そんな単純なことなのか?

 アメリカと、それにくっ付く日本の対米従属勢力がこの日本を支配しているのです。この構造は単純なものではないでしょう。仲井真を送り出した県内企業もその末端に居るのです。ウチナーンチュでさえ沖縄を食い物にする勢力が蔓延っているのが現実ではないでしょうか?
 ウチナーンチュでもない鳩山由紀夫にとっては、沖縄の為に自分の政治生命、或いは本当の命を掛けられる事でなかったのだと思います。

鳩山は正直に関して

たしかに正直者、うそはつけない人だとは思う。しかし、そうであるなら、政治生命を賭けて最後まで最低でも県外を守ってほしかった。そうできなった理由は何か?対米従属勢力に押された?そんな単純なことなのか?沖縄における防衛利権の根深さと言ったほうが分かりやすいだろう。すなわち金である。おもいやり予算を湯水のように使う基地内の経済だ。それらから独占的に利益を得ている県内企業が目に浮かぶ。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://keybowokinawan.blog54.fc2.com/tb.php/216-7b94ebd5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

«  | ホーム |  »

プロフィール

キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (2)
関連著作の紹介 (73)
渡嘉敷島関連 (19)
座間味・阿嘉関連 (19)
奄美その他 (38)
曽野綾子論 (35)
基地 (55)
政局 (45)
自論 (40)
STAP問題 (17)
慶良間全般 (1)

FC2カウンター

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。