2017-08

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菅首相について

 菅直人首相が「うつ病」であるという噂がある。テレビで見る菅首相のしゃべる表情、顔色、しょっちゅうまばたきする眼の動き、半開きのような口など、見ていて気持ち悪いものだ。

 元々左翼の政治家であった菅直人首相だが、彼が首相になれた理由は、日本を実際に支配しているアメリカに隷従を誓ったからである。
 何とか日本のアメリカ支配からの脱却を計り、普天間基地を県外・海外に移転しようとジタバタしていた鳩山由紀夫首相が、対米従属の検察・マスコミの圧力に追い詰められて屈服し、「辺野古回帰」という日米合意を決定してしまい、責任を取る形で辞任に追い込まれたのだが、跡を継いだ菅はこの日米合意を引き継ぎ、沖縄県民のご理解を頂いて、辺野古への移設を推進していくという意思を示した。
 というか、就任前にアメリカへの隷従の姿勢を見せたから、アメリカは菅が首相になるのを許可したのである。道理から言えば、鳩山は普天間基地の県外・海外移転という選挙公約を守れなかったので辞任したのだから、代わりに就任した菅は前任者が為した失政を修正すべく、普天間の県外・海外移設を模索して行くべきのはずである。

 それなのに、鳩山が決定した日米合意を進めていくと明言したのである。だが、これをマスコミは叩く事をしなかった。鳩山が迷走していた頃には非難の大合唱であったのにである。普天間に関して対米隷従のマスコミが叩かないという事は、菅直人が対米隷従の政治家に転向した事を意味し、その時点では支持率も高いという報道をしたのである。

 菅直人は自分の政治信念を持たない政治家である。あえて言えば、自分が権力者の地位に登る事が信念であろう。だから、左派の政治的姿勢をあっさりと捨てて、対米隷従の位置に転落してでも、名目的には日本の最大権力者である総理大臣の地位を手に入れたのである。菅直人人生の究極目標の達成であっただろう。
 政権交代をした時期に、喜納昌吉に対して次のような言葉を吐いたという。

 (喜納) 政権をとった時期に菅直人と会ったんですよ。沖縄問題よろしくねって言ったら、彼は「沖縄問題は重くてどうしようもない。基地問題はどうにもならない。もうタッチしたくない」と言うんです。内部で猛烈な戦いがあったんでしょう。それで最後に菅が何て言ったと思う?「もう沖縄は独立したほうがいいよ」って。「沖縄の自己決定権」(p192~195)

 喜納昌吉も随分となめられた事を言われているのだが、さしたる反発もしてないようだ。菅はアメリカという絶対権力に逆らってもどうしようもないと、政権交代の当初から思っていたのである。「もう沖縄は独立したほうがいいよ」なんてうそぶく事は、沖縄人にとっての最大級の侮蔑の言ではないか。日米の権力が「植民地沖縄」の独立を許すはずはないのだ。自党の国会議員である沖縄人・喜納昌吉に向かってこんな事を言っていたのだ。

 首相という最高権力者になっても、菅直人は所詮アメリカの操るロボットに過ぎない。それを条件として首相になるのを許可されたのだから、全てアメリカの言うとおりに政策を進めて行かなければ早々にその座から降ろされてしまう。菅は、前原・岡田・仙石などに比べて、遅れて「対米隷従」に加わった政治家だから彼らより格は下である。官房長官の仙石好人の指図を受けて政策上の発言をしているのだろう。

 惨敗した「参院選」の直前に、菅が「消費税率引き上げ」を打ち出したのが、惨敗の最大要因であることは間違いのないのだが、これを出させたのはアメリカの指示である事も間違いない。「消費税率引き上げ」を出せば、選挙に負けるのは誰が考えても明らかであるのに菅新首相がそれを出したわけは、アメリカがそれを指示したからである。
 何ゆえにアメリカはそんな指示を出したのかと考えてみれば、日本の国民から巻き上げた金でアメリカの国債を買わせたい事もあるだろうが、民主党が参院選を勝利して一党独裁の政治状況に成るのを阻止するためであったと、私は見ている。
 なぜかと言えば、民主党には小沢一郎というアメリカに従わない実力政治家が居る。また、彼を支持する国会議員が両院に多数居る。衆参で絶対多数を占めれば、郵政改革法案が楽々と成立して、郵政資産の簒奪を狙っていたアメリカの望まない事態が生じる。アメリカのロボットとして首相になった菅に「参院選敗北」を指示したのである。
 更にはアメリカには、民主党から小沢勢力を排除して、元々対米隷従政党の自民党と勢力均衡させて、「対米隷従2大政党制」を成立させようとしている目論見も有るのではないか?

 自分の党の敗北を、絶対に逆らえない相手から命令される党首の気分というものはどんなものだろうか?きっと、限りなく「憂鬱」にさせられるものだろう。今は、マスコミの内閣支持率発表も最低水準になっている。使い捨てにされ掛かっている自分に絶望しているのではないか。普天間の辺野古移設を実現すれば起死回生で復活できるかもしれないが、もう無理だ。

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Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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