2017-08

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予測付かない知事選の勝敗

 3日後の11月28日に沖縄県知事選挙の投票日が迫っている。11日に告示されたのだが、大手マスゴミは尖閣ビデオ流出事件、そして北朝鮮・韓国砲撃事件に紛れて、この件を大きく報道する事はしない。
 だが、この選挙は一地方の首長選挙であるにかかわらず、真に日本国の将来を憂える言論人の間では「日本の命運を左右する選挙」と捉えられている。

植草一秀氏『知られざる真実』
山崎行太郎氏ブログ
天木直人氏のブログ

 いずれの論客も、革新で「普天間基地」無条件県外移設を主張する伊波洋一氏が勝利することが、日本の命運に幸いする事だと考えている。仲井真現知事は、今は「県内移設反対」の意思を表明しているが、情況が変われば、また賛成に戻る体質の政治家だと考えている。

 植草一秀氏は、政権交代後の鳩山内閣が発足した直後は、普天間の辺野古移設については「国家間で締結した『日米合意』の存在は重く、微修正のうえ、キャンプ・シュワブに移設するのが現実的だ」という趣旨の事をブログに書いていた
 だが、その後普天間移設の件で、鳩山首相は、対米隷従のマスコミ・検察に追い詰められて、結局普天間を辺野古に移設するという新たな『日米合意』を決定してしまい、公約違反を問われて、その責任を取る形で今年6月、小沢一郎氏と供に政権の座から追われた。
 その跡を継いだのは、「対米隷従」に転落した菅直人であったが、菅政権はそのまま『日米合意』を引き継いで、「沖縄県民の御理解を頂いて」、辺野古に普天間基地を移設するように方針を取るとした。

 その政変(クーデター)を転機としたのだろうか、植草氏は、真に日本国をアメリカの支配から解放するには、沖縄を米軍基地の重圧から解放する事と切り離せないと気づいたものと思われる。その為、最近のブログ記事では、しきりに沖縄県知事選の重大性を説いていて、対米隷従とゼネコン利権優先を体質とした仲井真現知事でなく、真に普天間基地の県外移設を目指す伊波洋一宜野湾市長を当選させるべきだとの主張を繰り返しいている。しかし、植草氏らは沖縄県民(沖縄人)でないから、どれほど自分の声が沖縄の人間に届いているのか、非常にもどかしい思いで沖縄県知事選については言及しているのだろう。
 
 肝心な時には、つまらない選択をするという選挙の結果を繰り返してきた沖縄では、今回の知事選も、僅かばかりの経済的利益のために、自己の誇りを易々と売り渡すというパターンを見せるという可能性が強いというのが、これまでの沖縄の選挙の歴史から予測されるものである。4年前の知事選では、参院を辞職して臨んだ革新統一候補・糸数慶子は、中央から金を引き出してくれそうな仲井真現知事に差をつけられて負けている。
 名護の市長選挙も、この4期16年、辺野古移設推進の候補が当選し続けていた。今年1月の選挙でも、推進派の現職・島袋市長が有利だと思われていたのだが、予想を覆して移設反対の稲嶺進氏が僅差ながらも当選した。その後の市議選では、移設反対派が大差をつけて勝利する結果になっている。
 この結果は、もう地元名護市内では移設に賛成する機運は薄くなっていると思われる。これまで、名護市には移設を前提として、多額の補助金がつぎ込まれたが、地元の活性化にはほとんど成ってないからである。また、鳩山政権が、あれほど「県外・国外移設」を明言したにかかわらず、結局は辺野古移設を決定したので、県民全体が米軍基地を受け入れられない感情的状況になったのも大きい。宇宙人・鳩山由紀夫はこれも計算に入れて政治を行っていたのだろうか?

 最近の東シナ海は、「尖閣中国漁船問題」「北朝鮮と韓国のバトル」の事件があって、「中国」「北朝鮮」への脅威を感じている県民は増えているかもしれない。米軍基地撤去派の伊波洋一氏には不利な情況にあるといってよいのだが、昨年の政権交代以後、沖縄全体には「嫌・米軍」の雰囲気が定着していると言ってよい。
 これまでの県知事選とは違う流動的情況にあるとは思うが、やはり、県内経済は苦しく、産業界は、今の政権からも補助金を多く引き出してくれそうな仲井真現知事を望んでいるだろう。僅差の結果でどっちかが勝つ結果に成るかも知れないし、大差でどっちかが勝つ結果に成るかもしれず、私には全く予測が付かない。

 一年前までは、仲井真知事は「県内移設もやむ得ない」と、辺野古移設を容認していた。私は、この選挙で、仲井真が勝つ事に成ると、沖縄は「米軍基地を容認している」との見做しが内外から強まって、さらに沖縄の植民地状態が定着する事になると大いなる危機感を持っている。それはまた、ヤマトの脱・対米従属勢力の失望感を買う事になって、日本人・及び沖縄人への絶望感定着させる事にもなりかねない。私は、伊波洋一が勝つことを祈るしかない。
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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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