2017-08

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ハシタメ(婢女)は大尽の元に返せ

 辻元清美が社民党を離党した。党にとっては出し抜けというタイミングであり、慌てうろたえさせられるものであろう。見ていて不快感を催させられるものであるが、辻元がこのような行動に出た事には私は意外感は無い。辻元のこれまでの(テレビで見せる)行動から見て、権力に弱い体質ではないかと思っていたたからだ。

 辻元清美はテレビ討論番組等で顔が売れた後、96'年に当時の土井たか子党首に請われて、衆院に比例区で初当選し、次の00'年総選挙では、大阪の出身地の小選挙区で2期目当選している。去年09'の政権交代選挙では民主党が候補立てなかったので、選挙区で当選している。地元では根強い人気があるという事であり、社民党の組織によらなくても衆議員当選は可能な存在と言えるだろう。よって社民党にはそれ程の恩義を持ってないと思われる。

 02'年頃には、鈴木宗男に対する委員会質問で過激な言葉で追及したりして、テレビ画面で派手なパーフォマンスを見せた。しかし、直後に「秘書給与流用疑惑」をマスコミから流され、検察からも追求された。この疑惑追及は辻元追い落としの画策であっただろうが、交わす事が出来ずにまもなく議員辞職に追い込まれている。
 この時の辻元の辞職記者会見で見せた態度に、私はしっくり来ないものを覚えた。涙を流しながら、辞職の弁を発していたのだが、その表情に高慢な何かを感じさせられた。「自分のような清純無垢なお嬢さんが、党指導部の無能とマスコミの邪悪によって汚された…」と顔に書いてあるように思えた。辻元の体質は不屈の左翼闘士というものではないと、この時に思った。

 その後、逮捕・有罪判決04'年参院選落選、と、表舞台で活躍していたお嬢さんにとっては、極めて不遇な時期だっただろう。それでも、05'年例の「郵政解散選挙」では、再度土井たか子と福島瑞穂の強い要請による出馬を受け入れ、小選挙区落選も比例区復活で衆議院に返り咲いた。この時も、テレビ画面で見せた辻元の喜色満面の表情に、私はしっくり来ないものを感じた。社民党の比例順位を第一位に持って来てもらい、後順位の土井党首の代わりに議席を得たに拘らず、政界を去るしかない土井党首への慮りの態度はまるで見せてなかった。
 その上、自民党を除名されたが「刺客」の攻撃を退けて、小選挙区当選した野田聖子の元へ、これも喜色満面の表情で祝福に訪れるパーフォーマンスも見せていた。社民党も大幅に議席を減らしていたのに、個人的に親しいとはいえ、敵方の陣営でしかない野田をはばかる事なく祝福する態度を見せるとは、と私はその神経を疑った。
 一度権力によって痛い目に遭わされた彼女は、衆議院に復活した以後は政権に噛み付くような派手なパーフォーマンスは見せる事なくなっていた。 

 そして、新政権参加後、前原誠司国交大臣に請われて副大臣に就任した後、前原と熱々の雰囲気を見せていた。最初就任を断ったというが、福島党首の強い勧めもあって受諾したという。だが、前原は辻元清美の権力追従体質を見抜いていたから、就任を求めたのではないか。魚心に水心だろう。
「普天間移設」に関しての鳩山政権の現行案回帰で、福島社民党は筋を通して政権離脱を決定したが、辻元はこれに対して最も不満を覚えた社民党議員であっただろう。
 テレビでは潔く政権から去るような態度を作っていたが、涙を流しながら前原大臣と抱擁を交わして別れを惜しむこの姿が、より強きものへ傾斜したがる辻元清美の本質を露わにしていると思った。
 早期の解散が予想され、次の総選挙が彼女がどの路線を取るかの分岐点だろうと思っていたが、こんなに早く社民党へ離縁状を突きつけるとは意外ではあった。だが、離党する事自体は、私は意外なものではない。今回の離党行動は前原誠司国交大臣との連係プレーである事は間違いないことであり、今後民主党へ入党して、前原対米従属グループのメンバーとして政治行動をしていく可能性は大である。

 福島社民党は、辻元のような、本来の社民党の理念とは程遠い体質を持つ政治家を、人気があるからといって離党を惜しむべきではない。菅直人と同じく清廉な市民運動家を装っていても、本質は成り上がり指向、力あるものへの傾斜指向の人間でしかない。福島社民党は社民党らしく反権力の筋を貫くべきである。辻元を失って党内が動揺する姿勢を見せると、かえって支持者の心が離れていくと覚悟を決めて、「普天間」等への筋を通す姿勢を崩しては成らない。清美には、どうぞお大尽の所へお帰り下さい、と言って送ればよい。
 
 ブログの本来のテーマからずれて、立て続けに喜納昌吉、辻元清美という政治家の行動批判を書いてきた訳は、反権力の装いで実は権力に傾く人間が大嫌いだからである。(誰でも嫌いだろうが)
 私は彼らを最近になって批判するようになったのではなく、辻元が返り咲いた「郵政解散選挙」直後の5年前に、辻元を支持するロックグループ・「ソウルフラワーユニオン」サイトの掲示板で、この二人を批判した書き込みをしたことがある。以下、ちょっと長いがそれを引用させてもらう。

[8597] 改憲間近! 投稿者:中川敬(SFU) 投稿日:2005/09/24(Sat) 02:48
■キー坊さんへ。とりあえず事実誤認の説明だけネ。清美ちゃんは、出馬の寸前まで、無所属で出るべきか社民党の候補者として出るべきか、随分と迷っていました。実際、俺の家にまで来て、いちロック歌手の意見まで聞きに来たしね。福島さんや土井さんの猛烈なアタックと、国会での発言権のことを考え、社民党を選択した訳です。もし良かったら、政策秘書疑惑浮上から逮捕、そして留置所生活に至る経緯を彼女がしたためた新刊『へこたれへん。』(角川書店)を読んでもらえたら、と思います。

(以下略)

[8596] 改憲間近? 投稿者:キー坊 投稿日:2005/09/23(Fri) 00:18
 ずっと、ソウルフラワーの音楽とは関係無い話題で申し訳無く、もうこれっきりにしたい。呆れて物も言えなくなる衆院選の結果だったようで、だれもその話題をカキコする者は居ない。本多勝一がメダカ民族と言った日本人(大和人)の体質には、私もほとほと愛想が尽きている。同じように呆れさせられたのが、辻元清美が登院の日に見せた喜色満面の表情だ。小選挙区で負けたのに、当たり前の如く比例でその地位を手に入れて大喜びである。自分が前職を奪われたのは党のせいだから、前の党首に代って復帰して当然だというのだろうか?これは、タレント議員の態度ではないか。タレントという意味は、自分の政治的使命感よりも、大衆への見てくれを優先するという事だ。大橋巨泉とか喜納昌吉とか…。もう、辻元は身の程をわきまえた活動しかできないと思うね。すでに衆議院議員の大半が改憲派か容認派で占められているという。その気になれば何時でも憲法9条を廃棄できる情勢である。清美は、憲法の番人・土井たか子にその地位をあげるべきではなかったか?老醜とはいえ、社民(社会)党を衰退させた責任者の一人である。この絶望的状況の中で、最後の苦役をこの老婆にに科すべきであり、若しくは有終の美を飾る機会を作ってやるべきではなかったか。


 リーダー・中川敬が小生へ向けたコメントで、「福島さんや土井さんの猛烈なアタックと、国会での発言権のことを考え、社民党を選択した訳です。」と、社民党で出た理由を代弁している。辻元は社民党への義理はそれ程もっていないという事である。だが、この時得た議席は社民党の比例区のものであり、土井たか子はこれで政界を去ったのであった。
 中川敬は反権力の姿勢明確なミュージシャンだと思うが、今回の辻元の離党騒ぎをどう見ているのだろうか。今も辻元と親しくしているのだろうか。
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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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