2011-09

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植民地の代官・メア元沖縄総領事

 ケビン・メア氏は「横紙破りの外交官」と、自他共に認められた存在であったようだ。南部のサウスカロライナ州で生まれ、ジョージア州で育って、地方の有名でない大学を3ヶ所も出ている。いわゆるアメリカ東部の一流大学を出たエリート外務官僚ではなかったらしい。その経歴で国務省の日本部長まで進んだのは異例のことなのかもしれない。実務能力と仕事熱心さを買われてそこまで出世したのだろうか。

 相手の反発や批判を恐れず、本音でズバリ発言するモノの言い方が、軋轢や摩擦を生み出しはしたが、沖縄地元紙の社説で「米政府はメア総領事も含め、悪い情報もいい情報もはっきり、正直に説明してくれる。この点は日本政府とは大違いだ。」との評も受けたそうである。
 アメリカ政府の方針に忠実に、本音を日本側や沖縄に伝えていくことを信条としたことが、本国政府の評価を受けて出世できたとの意味の事を言っている。確かに、常に曖昧にしかものを言わず、本音の「米軍基地押し付け」を、真綿で首を絞めるような形で進めてくる日本政府の官僚たちに比べれば、気持ち良い態度と評価する向きもあろう。

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ケビン・メアの本

 3月の大震災直前の3月6日に、米国務省日本部長で元沖縄総領事のケビン・メア氏の、沖縄の基地問題に関する「発言」が報道されて問題となり、メア氏はその責任を問われて辞任したのだが、先月出版された世評への反論といういうべき同氏の著書・『決断できない日本』を読んでみた。
                      ketudanndekinainihon.jpg

 去年(2010年)12月国務省内で、沖縄研修旅行に行く予定のアメリカン大学の学生14人を相手にしたブリーフィングで、
「沖縄は『ごまかしとゆすりの名人』『怠惰でゴーヤーも栽培できない』『日本政府は仲井真弘多知事に「お金が欲しいならサインしろ」と言うべきだ』『普天間飛行場は(住宅地に近い)福岡空港や伊丹空港と同じで特別に危険でない』と述べた」
との、共同通信によって配信された記事が沖縄の二紙で報道され(タイムス記事)、それが本土の新聞でも取り上げられるようになっていた。メア氏は直ぐに「それは事実ではない」と否定したが、米国務省は問題の広がりを懸念してメア氏に辞任を求め、メア氏は不服ながらもこれを受け入れた、という経緯であったようだ。

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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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