普天間は嘉手納に統合せよ
5月11日に 米上院のレビン軍事委員長(民主)とマケイン筆頭委員(共和)、ウェッブ外交委員会東アジア太平洋小委員長(民主)の三氏が、米軍普天間飛行場の辺野古への移設を断念し、米軍嘉手納基地への統合を検討するよう米国防総省に求める声明を発表している。
これに対し、嘉手納基地周辺の自治体は当然のごとくに、従来からそうであったのだが、絶対反対の意思を露わにしている。(朝日記事)

東シナ海上空から見た嘉手納飛行場
だが、これは嘉手納基地周辺の人間の硬直した条件反射だと思う。私は以前からこのブログで、述べたように、普天間の解放が実現できるのであれば、米軍が承知するなら嘉手納に統合するのはやむ得ない選択であると考える。数千メーター級の滑走路を新規に造る必要性は無いから、基地の恒久化には繋がらないからだ。そして、見返りにあの広大な、住宅密集地のど真ん中にある普天間飛行場が沖縄人の元へ返されるのである。沖縄人に与えられる解放感、勝利感は巨大なものに成るに違いない。そこから停滞情況にある沖縄の基地をめぐる状況から、大きな流れが始まるのではないかという期待感を私は持っている。
これに対し、嘉手納基地周辺の自治体は当然のごとくに、従来からそうであったのだが、絶対反対の意思を露わにしている。(朝日記事)

東シナ海上空から見た嘉手納飛行場
だが、これは嘉手納基地周辺の人間の硬直した条件反射だと思う。私は以前からこのブログで、述べたように、普天間の解放が実現できるのであれば、米軍が承知するなら嘉手納に統合するのはやむ得ない選択であると考える。数千メーター級の滑走路を新規に造る必要性は無いから、基地の恒久化には繋がらないからだ。そして、見返りにあの広大な、住宅密集地のど真ん中にある普天間飛行場が沖縄人の元へ返されるのである。沖縄人に与えられる解放感、勝利感は巨大なものに成るに違いない。そこから停滞情況にある沖縄の基地をめぐる状況から、大きな流れが始まるのではないかという期待感を私は持っている。
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腐臭漂う震災後の言説
曽野綾子の書いた評論は、少なくとも「ある神話の背景」以後の沖縄に関するものは悪臭が漂っていたのだが、3.11震災以後に雑誌・新聞コラムに書いているエッセイの類に、私はある種の腐臭を感じている。
権力側の番犬仲間というに相応しい同世代のお友達、たとえば竹村健一、上坂冬子は過去において、まとまった著書を出して、ベタな原子力擁護論を行っていた。
曽野を牝番犬の筆頭だとすれば、牡番犬の頭目は渡部昇一だと思うのだが、昇一は著書を出してまでの原発擁護の言論はやってないようだが、雑誌等で原子力を肯定する発言をしていたように覚えている。
彼らは、体制に強く順ずる言論・執筆をする事により、権力側から保守論壇の重鎮としての地位を与えられているのだから、ロクに専門知識は無くとも原子力発電を支持する言論は当然の行為であろう。

曽野綾子と渡部昇一
権力側の番犬仲間というに相応しい同世代のお友達、たとえば竹村健一、上坂冬子は過去において、まとまった著書を出して、ベタな原子力擁護論を行っていた。
曽野を牝番犬の筆頭だとすれば、牡番犬の頭目は渡部昇一だと思うのだが、昇一は著書を出してまでの原発擁護の言論はやってないようだが、雑誌等で原子力を肯定する発言をしていたように覚えている。
彼らは、体制に強く順ずる言論・執筆をする事により、権力側から保守論壇の重鎮としての地位を与えられているのだから、ロクに専門知識は無くとも原子力発電を支持する言論は当然の行為であろう。

曽野綾子と渡部昇一