2010-01

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官房長官発言

 平野官房長官が、「市長選の結果を斟酌(しんしゃく)する必要はない」と発言した。移転先決定に、地域の「民意」を尊重しないという意味だから、当選した稲嶺新市長と投票した住民が反発するのは当然の事であり、この平野氏の発言は誉められた事ではないと言える。
しかし、もう辺野古に決定する事は不可能な情勢になった今、この発言を文字通りに受け取って、沖縄選出国会議員が結束した形で、抗議の態度を示した事はもっと誉められた事ではないと思う。国会議員の大半は与党に属しているはずである。官房長官の発言は首相の意を汲んでものである事に違いない。

名護市長選は1500票余の僅差の勝利であって、時の流れによっては逆の選挙結果も十分ありえたのが名護市の状況ではなかったか。「民意」の約半分は辺野古移設賛成という事であり、仮に賛成派の市長が再選されていた場合、官房長官が同じ発言をしたら、沖縄選出議員団は如何なる反応を示しただろうか。おそらく、大喝采したのではないか?

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一息ついた政権

私の危機感が杞憂であったか、名護市長選挙は「辺野古移設」反対候補の稲嶺進氏が僅差ながら勝利したので、深い安堵感を得た。これは、鳩山首相、小澤幹事長の民主党幹部も同じだろうと思っている。

メディアはこぞって、この選挙結果で、移設先が狭められて鳩山政権は一層追い詰められたと報道している。だが、それは逆ではないか。
鳩山民主党は選挙公約でも、「普天間県外移設」を挙げていたのである。政権発足後はアメリカの強い圧力があって、「辺野古移設」も選択肢の一つとしていた。だがもし、それを実行すれば、「対米従属」「官僚支配」からの脱却を理念とする民主党の根幹から、大きく外れる事になって、政党としての存在意義が無くなる。当初から「辺野古移設」は民主党にとって在っては成らない事であった。

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名護市長選の意味

今月24日に名護市長選挙投票が迫っている。衆院選では沖縄は全て、普天間基地の辺野古移転反対候補が当選し、辺野古移設反対ムードが高まる中で、名護市長選挙までも反対派の革新候補楽勝ムードが支配しているように思える。だが、実際の情勢はどんなものであろうか。
 
 名護市はここ20年来、保守系候補が勝ち続けている。普天間移設を争点にした十数年前の市長選で、保守候補が当選して辺野古移設の受け入れを表明、それを前提にして政府からの補助金を受け続けてきた経緯がある。名護市はその補助金に慣れ切っているのではないだろうか。名護市内と沖縄県内には、辺野古移設工事利権を欲しがっている政治家と土建業者がいっぱい居るだろう。もちろん大和にも。

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嘉手納の実情2

普天間基地の「嘉手納統合案」は15年前、橋本首相によって返還が発表された時に、時の副知事の宮里松正氏から提案されていた。当時、辺野古沖に移転されるのは拒否すべきだと私は思ったが、嘉手納に押し込める事も絶対に受け入れられるものではなく、県外移設しかないと思っていた。嘉手納基地も将来的には絶対返還されるべきだと思っていたからであり、その思いは今も同じである。

だが、その後嘉手納町は「島田懇談会」の企画を受け入れ、巨額の補助金を貰って、那覇に在った「防衛施設局」(現防衛局)を誘致して、町の中心地の再開発を行った。「アメとムチ」「イヤガラセと餌やり」で沖縄に米軍基地を押し付けようとするのが防衛局という役所の役割である。その防衛局を地元に誘致するという事は、「たくさんお金を呉れれば米軍基地を永久に受け入れます」という意思表示に他ならない。


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嘉手納(町)の実情

鳩山政府は平野官房長官が3日に渡り沖縄を視察したりして、もはや不可能となった感のある辺野古の代替地探しにやっきになっている。有力与党政治家が沖縄県外の候補地を視察したという報道は無いから、鳩山政権としても沖縄県内に絞って移設を検討せざるを得ないのが、政権維持の為のやむを得ざる状況となっているのだろう。

苦々しい事だが、現時点では、移設地は沖縄県内にしか決められない事が避けがたい状況としてある事を、沖縄の人間は了解しなければ成らないと思う。もし、鳩山政府が沖縄以外の本土に候補地を検討し始めるとしたら、夏の参院選では民主党、その他の与党は議席を大きく減らして、自民党に盛り返される恐れがある。そして、検察とマスコミの政治資金疑惑追及がきびしくなって、内閣辞職、衆議院解散に追い込まれるかも知れない。そうなると一気に政権交代の芽も出て来かねない。

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呑まざるを得ない現実

 小沢一郎幹事長が普天間基地の移転先に関して、「辺野古のきれいな海を汚していいのか」と、日米合意案をに否定する見解を述べたが、先月29日に新たな移転候補地として「下地空港」を出したという。それより前、15日には「使っていないところで使える所があるのではないか」と、伊江、下地両島の検討が必要との認識を示していたという。
 小沢氏が辺野古移設否定を発言したというからには、民主党幹部の間では、普天間の辺野古移設回避は合意事項とされていると思われる。

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キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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