2009-09

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特攻不出撃に関する虚偽

 「(大佐を含めて)赤松隊幹部が命を惜しんでの故に、ワザと不手際を重ねたのではないか」という私の疑惑は最極端のもの、つまり憶測でありネットでも主張したりすべきモノでないかも知れない。
当時の当事者の心中まで検証の仕様がないという点では、曽野綾子と赤松が言うとおり、大町大佐の依怙地な態度、二転三転の指令、最後の自沈命令が事実である可能性も無きにしもあらずである。

しかし、曽野や赤松はそれの弁明材料として、何故以下のように、虚偽事実を三つも出さなければならなかったのか?

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佐野眞一の本を読んで

 2009-08-30のコメント欄【#450】で奥茂治氏に、佐野眞一著・『沖縄 誰にも書かれたくなかった戦後史』を読んでみろ、そうすれば沖縄が奄美対してどんな差別を行ったか判る、と言われたので読んでみた。
 650Pもある分厚い本なのだが、かなり通俗的な沖縄ものノンフィクションという感じである。「誰にも書かれたくなかった」などと、沖縄の恥部、暗部を暴いたつもりの読み物である。まるで暴力団などの裏社会の人間が戦後沖縄史を作ってきたような書き方である。それでも、読んでいて面白味はあるし、「週刊プレイボーイ」という大衆雑誌に掲載されたという事を考えれば、内容的には許容範囲であると思う。

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赤松隊末期の変節

 ni0615氏が自身の資料に、赤松部隊「陣中日誌」の原本と改本を、対照表として掲載されている。見比べてみると、興味深い点が見い出せる。例えば、八月十三日の記載が、原本と改本では大きく異なっている。
 辻中尉記載の原本では、
「一二〇〇 松下一等兵留利加波連絡所ニテ戦病死ス 、二二〇〇頃 竹島伍長 藤本伍長敵陣ニ斬込ムト遺書ヲ残シ脱走ス」と二項目の記載がある。が、谷本伍長編集(1975)の改本では、最初の項目の記載はあるが、次の項目「二二〇〇頃 …… 脱走ス」の記載は削除されている。その代わり住民の投降する様子、米軍の動向などを大幅に書き加えている。

 改本の前日(8月12日)記載には、住民の投降に対しては「戦隊長の意思通り住民の意思決定を尊重し敢えて之を阻止、攻撃せず。」と書いている。
 兵士2名の脱走に関しては、「ある神話の背景」にも記述がある。皆本少尉が、
「(書置きがあるが)実は逃亡だと思われます、と言った訳です。そうしたら『去る者を追うのはよそう』と言われましてね。赤穂も最後は四十七人しか残らなかった。それで戦おう』といわれました」
と、赤松隊長は大らかな態度を取ったようである。(「集団自決の真実」P264~265)

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8月16日朝処刑についての嘘

往年の実力派歌手・渡辺はま子の曲「モンテンルパの夜は更けて」にまつわるテレビドラマを見た。

フィリピンに従軍し、捕虜となった日本兵百数十名が、終戦後戦犯に問われ、現地の裁判で死刑判決を受け、モンテンルパ刑務所に収容されて、死を待つだけの運命にあった。17名は既に処刑されたが、大方は無実であったとされ、この件を知った渡辺はま子は戦時中、戦意高揚の曲を多く歌って戦争に協力したという反省から、是非この無実の日本兵達を救いたいという願いに駆られた。

S27年に、はま子は危険を冒して国交の無かったフィリピンに渡り、モンテンルパ刑務所を訪ねて、収容兵士を歌で慰問し、希望を失わないよう励ました。そして、捕虜の二人が作詞・作曲した「モンテンルパの夜は更けて」を日本に持ち帰り、レコードを作って発表した。これが大ヒットして、モンテンルパの囚人の事は全国的に知られる所となり、釈放要求の世論が大いに盛り上がった。世論が政治を動かし、ついにフィリピン大統領の恩赦を引き出す事となった感動の物語である。

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狼魔人らの屁理屈

狼魔人がブログで、照屋昇雄証言に関連して作家・目取真俊氏を罵倒している。

>ネット上では、何も調べずに罵倒するだけのあきれ果てた芥川賞作家目取真俊氏 として夙(つと)にその名を知られる目取真氏だが、今回も調べてないのか、あるいは調べても理解できなのか、相も変わらず罵倒だけはご健在のようだ。
と、末端の御用物書きが、反権力を貫く芥川賞作家目取真俊氏を貶している。

照屋昇雄の証言は、渡嘉敷村長と琉球政府の援護課から、自決命令承諾を懇願され、赤松元隊長はこれを受け入れて、自分が自決命令を出した事にした偽の「自決命令文書」を作成したという事である。以後、赤松隊長は何の弁明もせず沈黙を守った。そのおかげで渡嘉敷の村民は多額の援護金を貰っている、と上原正稔、櫻井よしこ、小林よしのりらは赤松氏を大いに称える発言をしている。

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「奄美」とか「偽沖縄人」は禁句だが

 最近当ブログは本題から少々外れて、狼魔人ら沖縄在住の低劣言論人を叩くエントリーが多くなっている。この連中が「集団自決」について、単に文章だけで沖縄側の軍命派を攻撃しているのではなく、「大江・岩波裁判」原告側を有利にする為の、数々の現実的策謀を行っていた事が判ってきて、黙っていられない気分に成るからである。

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プロフィール

キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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