2017-06

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かつての傲慢コラム

 拙ブログにコメントを下さった沖縄のサウスポーさんが、さんげつさんのコメント欄にも初投稿し、曽野綾子の以前のコラムでの発言を紹介して、批判している。
 それは、1998年5月斜体文連載中であった「サンデー毎日」コラム私日記「運命は均される」)に掲載する予定であった「同和問題」に関する曽野の発言である。これによって、コラム論考は掲載中止となり、コラムそのものも連載打ち切りとなった件である。

 「サンデー毎日」編集部は、あまりに事実誤認甚だしい内容なので掲載できなかったのだ。掲載されなかったコラム論考が、なぜ公に知られる事になったかと言えば、曽野は掲載されなかった最終の原稿を含めた全連載を別の出版社から出したからである。
 自分の原稿をボツにして、連載までも打ち切った「サンデー毎日」に対する曽野の怒りがそうさせたに違いない。単行本あとがきで、曽野はこう書いている。
 「戦後の新聞が言論の自由を守ったなどというのは嘘だということを体験として言うことができる。今またひとつ、ここに実例ができただけのことだ。」 ボツになった最終原稿と単行本のあとがきを「運命は均される」(海竜社)から小ブログに転載した。少々長いが問題の部分を引用する。


               東京に同和問題はない
                       単行本『運命は均される』1999年

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星 雅彦の資質

 曽野綾子は渡嘉敷島の『集団自決』について記された第三の資料として、1970年、沖縄タイムスのコラムに掲載された作家・星雅彦の文章によってその存在を知ったと言う。これが琉大図書館に在った「渡嘉敷村における戦争の様相」という事である。この中には赤松隊長の自決命令は書かれてない。これは『概要』よりも後に書かれたに違いなく、村長らは隊長の自決命令を確認できなかったので、記述を削除したのだという根拠にしていた。

 しかし、それは曽野の勝手な判断である事が、伊敷清太郎氏の綿密な検証によって否定された。当ブログでも書いたように、『様相』は『概要』の草稿である事が明らかなのである。

星雅彦 タイムス1973612
 1973年6月12日沖縄タイムス

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欺瞞論法その2

 昨日偶々見ていたテレビの記者会見で、10日から1ヶ月間辺野古の工事を停止して政府と沖縄県との話し合いに入ると、官房長官が発表した。この発表に記者団も驚いたのか、この件に質問が集中していた。

 私も何でこの時期に工事の停止を政府が打ち出すのかと訝しく思った。恐らく、内閣支持率が急低下している中で、工事を強行して世論の反発を高める事を避けたい意図があるのだろう。1ヶ月間工事を停止しても、政府が辺野古基地建設を断念するわけがない。この間、知事の埋め立て承認取り消しも延期されるのであり、その間、目に見えない所で工事をシュクシュクと進められる危険性もある。翁長知事には、売郷的な施策を採らないように切に願う。

                    『諸君』連載第2回
                         『諸君!』連載第2回

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三戦記をめぐる欺瞞論法

 安倍政権の支持率が不支持率を下回ってきたのは、言うまでもなく、「戦争法案」と言われる「集団的自衛権」を可能にする安保法案が、今国会で成立する可能性が大きいからである。

 学者や知識人の間では、憲法の精神を踏みにじるからダメだという高度な議論がされている。だが、何でこれほどに国民的関心が高まっているかと私が思うに、この法案の成立によって、自衛隊員の命の危険がこれまでより格段に大きくなるという、国民全体の不安が高まったからではないだろうか?
 自衛隊員の危険は、即自分らの危険という感覚が日本人には有るのだと思う。自衛隊員といえども、自分らと遠い存在では思えないのだろう。自衛隊員は機械でもなく、ロボットでもない。自衛隊員の危険は自分の危険という感覚は、自衛隊を親しみを感じるという事ではないのだが、自衛隊員の危険は自分らの危険と感じる感覚が、日本人一般にはあるのではないか。

 安倍政権が辺野古に普天間基地の移設を強行しようとしている事には、日本(ヤマト)人一般には大した危機感がなく、支持率は下がることはなかった。しかし、「戦争法案」と言われる安保法案が成立する見通しになると、それは自分たちに危険が及ぶ事だと感じて、たちまち政権への批判が高まる。日本(ヤマト)人は現金民族なのである。
 それでも、この法案は成立するだろう。そして、徐々にというか或いは急激にというか、自衛隊への応募者は減って行って、退職者は増えてて行くのだろうね。

私の『集団自決の真実』
          『集団自決の真実』wac文庫

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WAC『歴史通』で老人同士が庇い合い


 『ある神話の背景』の新版・『集団自決の真実』を、2度に渡って刊行したWAC出版が発行している隔月雑誌・『歴史通』 、曽野綾子は権力追随のモノカキの、長年の同士と言うべき渡部昇一と対談し、例の「アパルトヘイト」発言の弁解、正当化をやり合っている。


                    『歴史通』2015may


    「歴史通」の曽野          老醜の昇一{歴史通}5月号

 両者とも、老醜というしかない存在だが、権力追随のマスコミ・メディアに雑文を提供して売り上げに貢献してきたこの二人を、賞味期限が来たからといって簡単には見捨てられないから、今も使っていると思える。殊に文春の下請けと言ってよいWACは、この二人から書かせろと言われれば、従わなければならないのだろうと思う。
 写真右の渡部は84歳で顔に老醜が露わであるが、左の曽野は83歳であるがそれが目立たない。雑誌社が写りの良い写真を使っているに違いない。実際の曽野はシワ・シミ・たるみが目立って見られたものでないだろう。 

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プロフィール

キー坊@ウチナー

Author:キー坊@ウチナー
沖縄本島中部、巨大な米軍基地を抱える町の生まれ。
齢を重ねるごとに、沖縄戦へのこだわりが強くなります。
曽野綾子・『ある神話の背景』は沖縄を究極的な軍事基地にする目的を持っています。「集団自決」は沖縄戦の集約された出来事だと思います。『ある神話の背景』は沖縄への抑圧・差別の集約文書です。

HP・「その『神話』の背景」(文献・資料集)
http://keybow.co

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